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 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.13.14 各サイトにリモートコマンドデバイスをマッピングする

背景

各サイトにリモートコマンドデバイスをマッピングする手順は次のとおりです。

操作手順

  1. 各サイトのポートにLUパスを設定します。

    LUパスの設定についてはシステム構築ガイドを参照してください。

  2. すべてのサイトにコマンドデバイスを設定します。

    コマンドデバイスの設定については、システム構築ガイドを参照してください。

  3. 各サイトで他の2つのサイトのコマンドデバイスを、リモートコマンドデバイスとしてマッピングします。

    リモートコマンドデバイスのマッピングについては、Universal Volume Managerユーザガイドを参照してください。

上記の手順を実行すると、各サイトはすべて次の状態になります。

次の図に、コマンドデバイスとリモートコマンドデバイスの対応を示します。

[図データ]

コマンドデバイスの論理デバイスは、[論理デバイス]画面に表示されるテーブル内の属性が、[コマンドデバイス]と表示RAID Managerの場合は、raidcom get ldevコマンドのVOL_ATTR欄でCMDと表示)されます。同様に、リモートコマンドデバイスの論理デバイスは、[論理デバイス]画面に表示されるテーブル内の属性が、[リモートコマンドデバイス]と表示RAID Managerの場合は、raidcom get ldevコマンドのVOL_ATTR欄でRCMDと表示)されます。[論理デバイス]画面については、システム構築ガイドを参照してください。

リモートコマンドデバイスのマッピングが完了したら、リモートコマンドデバイスにミラーIDを割り当てる必要があります。