Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.8.16 データ転送の待ち時間を変更する

背景

ストレージシステム間のデータコピー完了までの待ち時間を変更できます。待ち時間が設定値になった場合、システムの障害と見なしてデータ転送が停止します。

データ転送の待ち時間は、正サイトのストレージシステムまたは副サイトのストレージシステムから変更できます。

前提条件

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[リモート接続]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモート接続]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモート接続]を選択します。

  2. [接続(To)]タブでオプションを変更したいリモート接続のチェックボックスを選択して、次のどちらかの方法で[リモート接続オプション編集]画面を表示します。

    • [リモート接続オプション編集]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[リモート接続]‐[リモート接続オプション編集]を選択します。

    ヒント

    [最小パス数]は、変更できません。次に進んでください。

  3. [RIO MIH 時間]のタイマの値を入力してください。

    この値が、ストレージシステム間でのデータコピーの要求があったスロットに対して、コピーが開始されてから完了するまでの待ち時間です。

  4. [完了]をクリックします。

  5. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  6. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  7. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

リモート接続オプション編集ウィザードについてはTrueCopyユーザガイドを参照してください。