Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.8.3 Universal Replicatorのペア分割の範囲を変更する

背景

[ペアオプション編集]画面を利用すると、Universal Replicatorペアに障害が発生したとき、障害が発生したペアだけを分割するか、そのペアが属しているミラー単位でまとめて分割するか、変更できます。[ペアオプション編集]画面を表示すると、現状の設定内容が表示されます。

前提条件

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[リモートレプリケーション]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモートレプリケーション]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモートレプリケーション]を選択します。

  2. URペア]タブでペアオプションを変更したいペアのチェックボックスを選択し、次のどちらかの方法で[ペアオプション編集]画面を表示します。

    • [他のタスク]‐[ペアオプション編集]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[リモートレプリケーション]‐[ペアオプション編集]を選択します。

    メモ

    複数のペアのチェックボックスを選択した場合、[ペアオプション編集]画面上のリストではオプションの値が空白で表示されることがあります。リストから空白以外の値を選択すると、その値がそれぞれのペアに設定されます。

  3. [エラーレベル]で、障害発生時のペア分割の範囲を選択します。

    このペアに障害が発生したとき、このペアだけを分割するときは[LU]を、このペアと同じミラー内のすべてのペアを分割するときは[ミラー]を選択します。

    ただし、ペア状態がCOPY中にボリューム障害が発生した場合は、[ミラー]を指定してもミラー内の対象ペアのみが分割されます。

  4. [完了]をクリックします。

  5. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  6. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  7. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。