Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.8.2 同時にコピーできるボリュームの数を変更する

背景

[リモートレプリカオプション編集]画面で、同時にコピーできるボリュームの数を変更できます。

前提条件

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[レプリケーション]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[レプリケーションダッシュボード]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]を選択します。

  2. 次のどちらかの方法で、[リモートレプリカオプション編集]画面を表示します。

    • [オプション編集]‐[リモートレプリケーション]を選択します。

    • [アクション]メニューから[リモートレプリケーション]‐[リモートレプリカオプション編集]を選択します。

  3. [コピータイプ]で、[UR]を選択します。

  4. [最大形成コピー数]で、1回の形成コピー操作で同時にコピーできるボリューム数を入力します。

    メモ
    • Universal Replicatorの形成コピー動作数は、I/O動作の量、および同時に登録するペア数によっては、正サイトのストレージシステムの性能に影響を及ぼすことがあります。

    • この値が大き過ぎると、副サイトのストレージシステムに保留中の処理が増え、更新I/Oに対するリモートI/Oの応答時間に影響を及ぼすことがあります。例えば、最大形成コピー動作数を64ボリュームに設定し、同時に65個のUniversal Replicatorペアを登録すると、正サイトのストレージシステムは最初64ペアの作成を開始し、そのうちの1つが同期するまで、65番目のペアの作成を開始しません。

  5. [OK]をクリックします。

  6. [リモートレプリカオプション編集]画面で、[完了]をクリックします。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  9. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

リモートレプリカオプション編集ウィザードについてはTrueCopyユーザガイドを参照してください。