Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.6.4 Universal Replicatorペアの状態を確認する

背景

ペアに対する操作が適切に処理されているかどうかを確認するため、定期的にペアの状態を監視する必要があります。

Storage Navigatorを使用した監視を実行できます。監視は繰り返し実行する必要があります。Storage Navigatorを使用すると、電子メールによって問題を通知できます。障害を通知するメールの情報の設定方法については、マニュアルHitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。

ヒント

Storage Navigatorの替わりにMaintenance Utilityを使用しても、同様に監視したり、障害をメールで通知する設定にしたりできます。詳細は、マニュアルシステム管理者ガイドを参照してください。

Universal Replicatorのペア状態を変更する要求が受け入れられても、要求された状態(PSUS、PSUE、またはペアが組まれていない状態)への変更が完了しないと、Universal Replicatorペアはサスペンドするか、または削除遷移状態(Deleting)になります。これらの状態はホストに報告されません。サスペンドの場合、ユーザも正サイトのストレージシステムも状態変更を要求できます。削除の場合、ユーザだけが状態変更を要求できます。ユーザが状態変更を要求すると、最終の状態が遷移の終わりに報告されます。エラーによって状態がPSUEに変更されると、ペア状態の遷移の始まりにこのPSUE状態が報告されます。

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[リモートレプリケーション]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモートレプリケーション]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモートレプリケーション]を選択します。

  2. URペア]タブでペア状態を確認したいUniversal Replicatorペアの[状態]を確認します。

    さらに詳細な状態情報を確認するには、Universal Replicatorペアのチェックボックスを選択して、次のどちらかの方法で[ペアプロパティ参照]画面を表示します。

    • [他のタスク]‐[ペアプロパティ参照]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[リモートレプリケーション]‐[ペアプロパティ参照]を選択します。