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 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


1.10.23 計画的にTrueCopyの副サイトのストレージシステムまたはリモート接続を停止する流れ

背景

副サイトのストレージシステムまたはリモート接続コンポーネント(例:スイッチ、チャネルエクステンダ)を計画的に停止するには、影響するすべてのTrueCopyペアを分割しておく必要があります。

操作手順

  1. 機器の停止で影響を受けるすべてのTrueCopyプライマリボリュームを識別します。このとき、プライマリボリュームごとに正サイトのストレージシステム、CU、およびID(ポート、ホストグループIDまたはiSCSIターゲットID、LUN)を確認してください。

    1. 副サイトのストレージシステムを停止する場合は、停止する副サイトのストレージシステムのセカンダリボリュームとペアになっているすべてのプライマリボリュームを識別します。

    2. リモート接続を停止する場合は、停止するパスまたはコンポーネントを使用している正サイトのストレージシステムのすべてのプライマリボリュームを識別します。

  2. 影響を受けるプライマリボリュームを含む各正サイトのストレージシステムに接続し、影響するすべてのTrueCopyペアを分割します。ペア状態が変更されたことを、[リモートレプリケーション]画面、[ペアプロパティ参照]画面でRAID Managerの場合はpairdisplayコマンドで)確認してください。

  3. 計画的な副サイトのストレージシステムまたはリモート接続の停止を実行します。

  4. 副サイトのストレージシステムの電源が完全に入り、操作を再開できるようになったら、各正サイトのストレージシステムですべてのTrueCopyペアを再同期します。ペア状態が変更されたことを確認してください。