Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


1.9.8 TrueCopyペアを分割する

背景

TrueCopyの分割方法について説明します。

前提条件

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[リモートレプリケーション]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモートレプリケーション]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモートレプリケーション]を選択します。

  2. TCペア]タブで分割したいペアのチェックボックスを選択し、次のどちらかの方法で[ペア分割]画面を表示します。

    • [ペア分割]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[リモートレプリケーション]‐[ペア分割]を選択します。

  3. [選択したペア]テーブルに分割したいペアが表示されていることを確認します。

  4. [セカンダリボリューム書き込み]で、セカンダリボリュームへの書き込みを有効にするかどうかを選択します。

    注意

    ペアを分割する必要があって、そのプライマリボリュームがシステム操作に必要な場合は、[プライマリボリューム書き込み]で、必ず[プライマリボリュームフェンスレベルによる]を選択して、プライマリボリュームがI/Oを引き続き受け付けられるようにしてください。

  5. [プライマリボリューム書き込み]で、プライマリボリュームへの書き込みを有効にするかどうかを選択します。

    注意

    ペアを分割する必要があって、そのプライマリボリュームがシステム操作に必要な場合は、必ず[プライマリボリュームフェンスレベルによる]を選択して、プライマリボリュームがI/Oを引き続き受け付けられるようにしてください。

  6. [完了]をクリックします。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  9. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

ペアを分割したら、[リモートレプリケーション]画面で、TrueCopyペアが正しく(PSUS状態に)表示されていることを確認します。

ペア分割操作の状況を確認するには、Storage Navigatorメイン画面の右上にある更新ボタンをクリックして[リモートレプリケーション]画面の情報を更新するか、[ペアプロパティ参照]画面で詳細な状態情報を表示してください。