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 パフォーマンス最適化 クイックリファレンス 


1.14.4 QoSのユースケース

QoSでは、I/O要求をしたサービスに対して、上限値、下限値、優先度によるストレージ処理性能の制御ができます。ユースケース別に、適する制御方法とそれぞれの制御方法のガイドラインを説明します。

ユースケース

制御方法

参照先

  • 特定サービスのI/O処理性能を一定レベル以下に制限したい。
  • 特定サービスで予期しない大量I/Oが発生した際に、他のサービスへの影響を抑えたい。

上限値制御

1.14.6 予期しない大量I/Oに備える

特定のサービスに対して、一定レベル以上のI/O処理性能を確保したい。

下限値制御

1.14.7 一定レベル以上のI/O処理性能を確保する

それぞれのサービスに対して、相対的な優先度を設定したい。

優先度制御

1.14.8 各サービスに優先度を設定する