Hitachi

 パフォーマンス最適化 クイックリファレンス 


1.6.2 エクスポートツールの要件

エクスポートツールを利用するには、次の4つが必要です。

WindowsコンピュータまたはUNIXコンピュータ

エクスポートツールは、WindowsコンピュータまたはUNIXコンピュータ上で稼働します。サポートOSは、Storage NavigatorのクライアントPC(管理クライアント)と同一です。管理クライアントのサポートOSについては、マニュアルHitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。

SVPでもエクスポートツールを実行できます。次に示すDKCMAINファームウェアバージョンでは、SVP上でエクスポートツールを実行するバッチファイルが、プログラムプロダクト用のメディアに含まれます。

  • 93-02-03-X0/00以降
  • 88-06-02-X0/00以降
  • 88-05-03-X0/00~88-05-XX-XX/XX

Java Runtime Environment(JRE)またはOpenJDK

エクスポートツールを利用するには、WindowsコンピュータまたはUNIXコンピュータにJava Runtime Environment(JRE)またはOpenJDKをインストールする必要があります。エクスポートツールを利用するために必要なJREまたはOpenJDKのバージョンは、Storage Navigatorを利用するために必要なJREまたはOpenJDKのバージョンと同じです。具体的なバージョン番号については、マニュアルHitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。

なお、SVP上でエクスポートツールを実行するバッチファイルを利用する場合は、SVPソフトウェアとともにインストールされるJREまたはOpenJDKがあるため、エクスポートツール用にJREまたはOpenJDKをインストールする必要はありません。

ヒント

管理クライアントに、エクスポートツールをインストールして利用することもできます。

エクスポートツール専用のユーザID

エクスポートツールを利用したい場合は、あらかじめエクスポートツール専用のユーザID(ユーザアカウント)を作成しておく必要があります。エクスポートツール専用のユーザIDには、ストレージ管理者(パフォーマンス管理)のロールだけを割り当ててください。ストレージシステムの管理のため、ストレージ管理者(パフォーマンス管理)ロール以外のロールをエクスポートツール専用のユーザIDに割り当てないことを推奨します。ストレージ管理者(パフォーマンス管理)のロールが割り当てられたユーザは次の操作ができます。

ユーザの作成方法については、マニュアルHitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。

エクスポートツールのプログラム

エクスポートツールは、プログラムプロダクト用のメディアに格納されています。エクスポートツールをWindowsコンピュータ、UNIXコンピュータにインストールします。SVPでエクスポートツールを実行する場合は、Windowsコンピュータ用のインストール操作を実施してください。