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 ボリュームセキュリティ クイックリファレンス 


1.5.2 暗号化を有効にする

有効暗号化の設定は、パリティグループに属するボリュームがすべて閉塞状態であるか、パリティグループに属するボリュームが0個の場合だけできます。パリティグループ内に1つでも閉塞状態でないボリュームがある場合は、暗号化の設定ができません。

暗号化を設定するパリティグループの容量拡張設定が有効になっている場合は、暗号化を有効にできません。暗号化を設定するパリティグループの容量拡張設定が有効になっている場合は、システム構築ガイドを参照し、容量拡張設定を無効にした上で、暗号化を設定してください。

暗号化を設定するパリティグループにプールボリュームが定義されている場合は、当該プールボリュームが登録されているプールに作成されている仮想ボリュームの容量削減機能が有効になっていると、暗号化を有効にできません。

パリティグループの暗号化設定を有効化したい場合、パリティグループに属するボリュームがプールボリューム以外だけのときは「1.5.3 データの暗号化を有効にする」を、パリティグループに属するボリュームにプールボリュームが含まれるときは「1.5.4 データの暗号化を有効にする(パリティグループに属するボリュームにプールボリュームが含まれる場合)」を参照してください。