3.2.3 仮想ボリュームの容量削減を有効にする
背景
- 注意
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この操作は、重複排除用システムデータボリュームに実行できません。
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容量削減の設定を[重複排除および圧縮]から[圧縮]には、変更できません。
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関連付けられているプールの[最大予約量]が無制限となっていない場合、容量削減設定を有効にする操作ができません。
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前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
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仮想ボリュームの容量削減を有効にする場合の前提条件を次に示します。
容量削減機能のライセンスがインストールされていること
プールの状態が[Blocked]以外であること
キャッシュ管理デバイス数が確保されていること
[LDEV状態]が[正常]であること
[容量削減状態]が[Deleting Volume]、[Failed]、または[Rehydrating]以外であること
[複数階層プール]が[無効]であること
[データダイレクトマップ]が[無効]であること
[ページ予約]が[無効]であること
Universal Replicatorペアのジャーナルボリュームでないこと
- プールの[最大予約量]が空白(無制限)であること
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容量削減の設定が[重複排除および圧縮]の仮想ボリュームを作成する場合、上記の条件に加えて重複排除用システムデータボリューム(データストア)が削除中でないこと
操作手順
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次のどれかのタブを表示します。
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[ストレージシステム]ツリーから[論理デバイス]を選択し、[LDEV]タブを表示します。
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[ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択し、対象のプールをクリックします。そして、[仮想ボリューム]タブを表示します。
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[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、各ポートを選択して各ホストグループを選択します。そして、[LUN]タブを選択します。
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[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、各ポートを選択して各iSCSIターゲットを選択します。そして、[LUN]タブを選択します。
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操作する仮想ボリュームを選択します。
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次のどちらかの方法で、[LDEV編集]画面を表示します。
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[LDEV編集]をクリックします。
[仮想ボリューム]タブまたは[LUN]タブで仮想ボリュームを選択した場合は、[他のタスク]-[LDEV編集]をクリックします。
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[アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[LDEV編集]を選択します。
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[容量削減]のチェックボックスを選択して、[圧縮]または[重複排除および圧縮]を選択します。
- メモ
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プールの重複排除用システムデータボリュームの[LDEV状態]が[正常]以外の場合、[重複排除および圧縮]は選択できません。
- プールに最初の[重複排除および圧縮]の仮想ボリュームを作成したとき、同時にプールに重複排除用システムデータボリュームが作成されます。
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[完了]をクリックします。
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[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックします。
タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。