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 ボリューム管理 クイックリファレンス


2.1.4 Dynamic Tieringの性能モニタリングと階層再配置とは

性能モニタリングとは、ボリュームに掛かっている負荷をページ単位で把握するために、一定の期間のページごとのI/O数をモニタリング情報として採取することです。ただし、ページマイグレーションによって発生するI/Oは、性能モニタリングの対象外となります。性能モニタリングの結果、Dynamic Tieringによる階層判定に従って、ページが適切な階層に移動します。

性能モニタリングから階層再配置には、「自動実行モード自動実行モード」と「手動実行モード手動実行モード」があります。Storage Navigatorから、Dynamic Tieringの階層再配置の実行モードとして、「自動実行モード」または「手動実行モード」を選択できます。

Dynamic Tieringによる性能モニタリングの実行

性能モニタリングの操作または動作について次に示します。

Dynamic Tieringによる階層再配置の実行

階層再配置の操作または動作について次に示します。