Hitachi

 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.18.4 パリティグループをフォーマットする

背景

パリティグループを構成するドライブをフォーマットする場合、次の操作を実行します。

注意

複数のアプリケーションから同一のストレージシステムに対して、パリティグループのフォーマットまたは[Normal Format]を指定したLDEVのフォーマットを実施した場合、あとから実施した操作は失敗します。例えば、保守用PCから[パリティグループフォーマット]を実施しているときに、SVPから[パリティグループフォーマット]を実施した場合、あとから実施したSVPからの[パリティグループフォーマット]は失敗します。

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法でタブを表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[パリティグループ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。[パリティグループ]タブを表示します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • ストレージシステムの全パリティグループを表示する場合、[ストレージシステム]ツリーから[パリティグループ]を選択し、[パリティグループ]タブを表示します。

    • Internal単位またはExternal単位でパリティグループを表示する場合、[ストレージシステム]ツリーから[パリティグループ]を選択し[Internal]または[External]を選択し、[パリティグループ]タブを表示します。

  2. 対象のパリティグループのLDEVを閉塞します。

    LDEVを閉塞する方法については、関連項目を参照してください。

  3. [パリティグループ]タブでパリティグループを選択し、次のどちらかの方法で[パリティグループフォーマット]画面を表示します。

    • [パリティグループフォーマット]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[パリティグループ管理]-[パリティグループフォーマット]を選択します。

  4. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  5. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。