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 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.8.7 RAID Managerの操作方法

RAID Managerの操作の概要について説明します。RAID Managerのコマンドの詳細については、RAID Managerコマンドリファレンスを参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 仮想ストレージマシンとリソースグループを作成する

仮想ストレージマシンとリソースグループを作成します。仮想ストレージマシンには、モデルおよびシリアル番号の仮想IDを設定します。仮想ストレージマシンとリソースグループの作成には、raidcom add resourceコマンドを使用します。

既存の仮想ストレージマシンのモデルおよびシリアル番号を指定して仮想ストレージマシンとリソースグループを作成した場合、仮想ストレージマシンは作成されず、既存の仮想ストレージマシン上にリソースグループが作成されます。1つの仮想ストレージマシン上に最大1,023のリソースグループを作成できます。

[図データ]

(2) リソースグループにホストグループIDを予約する

サーバから仮想ストレージマシンに作成されたリソースグループへ接続するため、リソースグループにホストグループのIDを予約します。ホストグループのIDの予約には、raidcom add resourceコマンドを使用します。

[図データ]

(3) デフォルトの仮想LDEV IDを削除する

ストレージシステムのLDEVには、デフォルトの仮想LDEV IDが設定されています。仮想ストレージマシンで使用する予定のLDEVから、デフォルトの仮想LDEV IDを削除します。仮想LDEV IDの削除には、raidcom unmap resourceコマンドを使用します。

[図データ]

(4) リソースグループにLDEV IDを予約する

仮想ストレージマシンに作成されたリソースグループに、仮想ストレージマシンで使用するLDEVのLDEV IDを予約します。LDEV IDの予約には、raidcom add resourceコマンドを使用します。

[図データ]

(5) LDEVに仮想IDを設定する

仮想ストレージマシンのLDEVに仮想IDを設定します。仮想IDの設定には、raidcom map resourceコマンドを使用します。

[図データ]