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 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.5.17 データダイレクトマップ属性のプールに必要なシステムプールボリュームの容量見積もり

データダイレクトマップ属性のプールを拡張する場合、プールの空き容量を確保しておく必要があります。必要な空き容量を見積もる場合、次の計算式を利用してください。見積もった容量を確保してから、プールを拡張してください。

計算式1

1つのデータダイレクトマップ属性の外部ボリュームの追加に必要なプール空き容量[MB] = (↑(プールボリューム容量[MB] ÷ 3145548 [MB])↑ × 4[ページ] × 42 [MB]) + (↑(プールボリューム容量[MB] ÷ 42 [MB])↑ - ↓(プールボリューム容量[MB] ÷ 42 [MB])↓) × 42 [MB]

計算式2

1つのデータダイレクトマップ属性のプールに必要なシステムプールボリュームの容量[MB] = 追加するすべてのボリュームに関する計算式1の値の合計 + 管理領域(4200) [MB] + 42 [MB]

メモ

データダイレクトマップ属性の仮想ボリューム1つ当たり、次の容量をプール内で使用します。

  • 割当ページ容量

    次の2種類の容量です。

    プールボリュームの容量のうち、42MBの倍数の容量

    1ページ分の容量(42MBの倍数の容量に含まれない容量が格納される領域)

  • 制御情報(3,145,548MBごとに168MBを使用)

システムプールボリュームには、1ページ分の容量と制御情報が格納されます。