Hitachi

 ボリュームセキュリティ クイックリファレンス 


2.2.7 Data Retention Utilityのトラブルシューティング

Data Retention Utilityの操作でエラーが発生すると、画面にエラー内容が表示されます。Data Retention Utility利用時に発生するおそれのあるトラブルを次に示します。

トラブル

原因と解決策

[Data Retention]画面で、期限切れロックの[無効 -> 有効]または[有効 -> 無効]が非活性になっていてクリックできない

[Data Retention]画面の変更内容がまだストレージシステムに適用されていません。変更内容を適用させたあとに、期限切れロックの操作をしてください。

次の方法で変更内容を探してください。

  • 現在表示されているリストを上下にスクロールする

  • ツリーで別のCUを選択してリストの内容を変更し、上下にスクロールする

ホストによるボリュームへのアクセス(読み取りまたは書き込み)が失敗する

  • Read Only属性のボリュームに書き込みをしようとした場合、書き込みは失敗します。書き込みの失敗はホストに報告されます。

  • Protect属性のボリュームにアクセス(読み取りまたは書き込み)をしようとした場合、アクセスは失敗します。アクセスの失敗はホストに報告されます。

[有効期限]の日数が減らない

[有効期限]の日数は、ストレージシステムの稼働時間を基に算出されます。そのため、[有効期限]の日数が減っていない場合があります。

Storage Navigatorの操作に関連するエラーは、[エラー詳細]画面には表示されません。Storage Navigatorに関する一般的なエラーと対策については、Hitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。

[図データ]

[エラー詳細]画面には、次の項目が表示されます。

項目

説明

場所

エラーの発生した場所を示します。ボリュームに関するエラーが発生した場合は、LDKC番号、CU番号、およびLDEV番号(ボリューム番号)が表示されます。

エラーメッセージ

エラーメッセージが表示されます。エラーの対処方法については、Storage Navigator メッセージガイドを参照してください。

閉じる

[エラー詳細]画面を閉じます。