Hitachi

 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.21.2 LDEVに割り当てられたMPユニットを変更する

背景

LDEVに割り当てられたMPユニットを変更する方法を示します。

注意
  • LDEVのMPユニットIDの変更は、できるだけI/O負荷の低い時間帯に実施してください。また、I/O負荷の高い操作中には実施しないでください。

    I/O負荷が高い操作の例として、ShadowImageTrueCopyglobal-active deviceUniversal Replicatorの初期コピー中があります。

  • LDEVのMPユニットIDを変更後、同じLDEVに対してMPユニットIDを再度変更する場合は、30分以上経過してから実施してください。

  • LDEVのMPユニットIDを変更する場合は、Performance Monitorを併用することを推奨します。変更の前後で性能モニタリングを利用して、装置の負荷状況を確認してください。

  • LDEVのMPユニットIDの変更は、変更前および変更後ともにMPユニットのキャッシュのライトペンディング率(%)ができるだけ低い時間帯に実施してください。全CLPRのライトペンディング率(%)が50%未満のときに実施することを推奨します。

  • 一度に多数のLDEVに対してMPユニットIDを変更しないでください。MPユニットIDを一度に変更するLDEV数、および変更されるLDEVに掛かる負荷は、同じMPユニットIDが割り当てられた全LDEVの10%以下を目安として設定してください。

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法で[MPユニット割り当て]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[ボリューム]を右クリックし、[System GUI]を選択します。設定を変更するLDEVを選択し、[他のタスク]-[MPユニット割り当て]をクリックします。

    Storage Navigatorの[論理デバイス]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーで[論理デバイス]を選択します。設定を変更するLDEVを選択し、[他のタスク]-[MPユニット割り当て]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーで[論理デバイス]を選択します。設定を変更するLDEVを選択し、[アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[MPユニット割り当て]を選択します。

    Storage Navigatorの[プール]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。設定対象のプール名を選択し[仮想ボリューム]タブで仮想ボリュームを選択し、[他のタスク]-[MPユニット割り当て]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。設定対象のプール名を選択し[仮想ボリューム]タブで仮想ボリュームを選択し、[アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[LDEV作成]を選択します。

    Storage Navigatorの[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、設定対象のホストグループ名を選択します。[LUN]タブを選択します。設定を変更するLUNを選択し、[他のタスク]-[MPユニット割り当て]を選択します。

    • [ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、設定対象のホストグループ名を選択します。[LUN]タブを選択します。設定を変更するLUNを選択し、[アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[MPユニット割り当て]を選択します。

    • [ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、設定対象のiSCSIターゲット名を選択します。[LUN]タブを選択します。設定を変更するLUNを選択し、[他のタスク]-[MPユニット割り当て]を選択します。

    • [ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、設定対象のiSCSIターゲット名を選択します。[LUN]タブを選択します。設定を変更するLUNを選択し、[アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[MPユニット割り当て]を選択します。

  2. [MPユニット割り当て]画面でMPユニットIDを設定します。

  3. [完了]をクリックします。

  4. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  5. [適用]をクリックします。

    タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。