Hitachi

 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.16.13 LUパスを削除する

背景

注意
  • LUパスを削除する前に、ホストがI/O処理を実行していないことを必ず確認してください。

  • 仮想属性がGAD予約のLDEVへのパスが定義されているホストグループを削除する場合、ホストグループ内のLDEV数は、100個以内にしてください。ホストグループ内のLDEV数が多いと、ホストグループの削除に失敗するおそれがあります。

    仮想属性がGAD予約のLDEVが定義されているポートに対する操作で、一度に指定するポート数は1ポートとしてください。仮想属性がGAD予約のLDEVが定義されているパスを含むポートに対して、一度に複数のポートを指定して、ホストモードの変更、ホストグループの削除、コマンドデバイスの設定、トポロジの変更、AL-PAの変更、データ転送速度を変更すると、操作が失敗するおそれがあります。

メモ

一度に大量のパスを削除すると処理に時間が掛かり、一時的に画面がハングしたり、エラーメッセージが表示されたりして、操作が失敗することがあります。

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法でタブを表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーからローカルストレージシステムを選択します。ローカルストレージシステムの配下の[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。[ホストグループ / iSCSIターゲット]画面で設定対象のホストグループ名またはiSCSIターゲット名を選択します。[LUN]タブを選択します。

    Storage Navigatorの[論理デバイス]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[論理デバイス]を選択し、[LDEV]タブを選択します。

    Storage Navigatorの[プール]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択し、設定対象のプール名を選択して[仮想ボリューム]タブを選択します。

    Storage Navigatorの[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、設定対象のホストグループ名を選択します。[LUN]タブを選択します。

    • [ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、設定対象のiSCSIターゲット名を選択します。[LUN]タブを選択します。

  2. 削除対象のLDEV IDのチェックボックスを選択します。

  3. 次のどちらかの方法で、[LUNパス削除]画面を表示します。

    • [他のタスク]-[LUNパス削除]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[LUNパス削除]を選択します。

  4. [選択したLUNパス]に削除したいLUパスが表示されているか確認します。

    削除したくないLUパスが表示されている場合は、削除したくないLUパスを選択した状態で[削除対象から除外]をクリックします。

    メモ

    初期設定では選択したLDEVのすべてのLUNパスが削除の対象です。

  5. もし必要であれば、[このLDEVに定義した全てのパスを削除する]チェックボックスを選択します。

    [このLDEVに定義した全てのパスを削除する]を選択した場合、[選択したLUNパス]に表示されたLDEVのすべてのLUパスが削除されます。

  6. 設定を完了し設定内容を確認する場合は、[完了]をクリックします。

    引き続きシュレッディング操作を実行して、ボリュームのデータを消去したい場合は、[次へ]をクリックします。シュレッディング操作については、Volume Shredderユーザガイドを参照してください。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックします。

    タスクが登録され、順に実行されます。

    削除してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます。

    ヒント

    メッセージを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  9. [OK]をクリックしてメッセージを閉じます。

  10. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。