1.12.2 ファイバチャネルのトポロジを指定する
背景
Fabricスイッチを使用するシステムの場合は、FC-ALまたはPoint-to-pointのどちらかを指定してください。Fabricスイッチを使用しないシステムの場合は、サーバホストの設定に従ってPoint-toPointまたはFC-ALを指定してください。
- 注意
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Fabricスイッチによっては、[接続形態]の設定で[P-to-P]を選択しないとシステムが動作しないことがあります(P-to-PはPoint-to-pointの略です)。Fabricスイッチを使用する場合は、必ずFabricスイッチのマニュアルを参照して、トポロジをPoint-to-pointにする必要があるかどうか確認してください。
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サーバホストに接続した状態で設定を変更すると、サーバホストからのデバイス認識が変わり、デバイスを参照できなくなることがあります。その場合は、サーバホストを再起動してください。
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[接続形態]に指定できるトポロジと[ポートスピード]に指定できる転送速度との組み合わせには、制限があります。指定できる組み合わせについては、関連項目を参照してください。
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前提条件
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ホストとストレージシステムがFabricスイッチで接続されているかどうかをLUN Managerで必ず指定してください。
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
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ホストがI/O 処理を実行していないこと。
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ホストリザーブ(マウント)状態ではないこと。
操作手順
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次のどちらかの方法で、[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。
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[ポート]タブを選択します。
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設定対象のポート名を選択します。
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次のどちらかの方法で、[ポート編集]画面を表示します。
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[ポート編集]をクリックします。
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[アクション]メニューから[ポート/ホストグループ管理]-[ファイバ]-[ポート編集]を選択します。
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[ポート編集]画面で、[接続形態]のチェックボックスを選択して[FC-AL]または[P-to-P]を選択します。
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[完了]をクリックします。
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[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックします。
タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。