1.5.6 プールボリューム閉塞によるI/O失敗時の仮想ボリュームの保護属性を設定する
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
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プールが次の条件をすべて満たしていること
Data Retention Utilityがインストールされている
プールタイプが次のどれかである。
Dynamic Provisioning
Dynamic Tiering([複数階層プール]が[有効])
active flash([Active Flash]が選択)
- メモ
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この機能を、Thin Imageペアを作成してスナップショットデータを格納するDynamic Provisioningのプールに設定できます。この場合、プールボリュームが閉塞すると、Dynamic Provisioningの仮想ボリュームだけをProtect属性に変更します。
操作手順
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次のどれかの方法で[プール]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[DPプール]を右クリックし、[System GUI]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。
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[プール]タブで、プール名を変更したいプールを選択します。
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次のどちらかの方法で、[プール編集]画面を表示します。
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[プール]タブで[他のタスク]-[プール編集]をクリックします。
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[アクション]メニューから[プール管理]-[プール編集]を選択します。
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[I/O失敗(プールVOL閉塞)時に仮想VOLをProtect属性にする]のチェックボックスを選択します。
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[はい]または[いいえ]を選択します。
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[完了]をクリックします。
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[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックします。
タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。