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 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.2.8 仮想ボリュームのページ予約の要件

メモ

次のプールの場合、ページ予約機能は使用できません。このため、プールの空き領域を監視して、プール使用量の満杯による書き込み不可を防止する必要があります。

  • 容量拡張設定が有効なパリティグループに属するプールボリュームから構成されるプール

  • 容量削減機能が有効なプール

プールの枯渇しきい値未満の範囲で仮想ボリュームのページ予約が実行されます。プールの枯渇しきい値を超えるページ予約を実行した場合、ページ予約操作は拒否されます。仮想ボリュームのページ予約によってプールに予約される予約ページ容量は、次の計算式で算出できます。なお、計算式のなかで「↑( )↑」で値が囲まれている場合、その値の小数点以下を切り上げてください。

仮想ボリューム単位の予約ページ容量[block] = ↑(仮想ボリュームのCV容量[block]÷86016)↑ × 86016 + ↑(仮想ボリュームのCV容量[block]÷6442082304)↑×4×86016-仮想ボリュームの使用量[block]