Hitachi

Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(VMware®用)


4.1.3 パスの状態を変更する

パスの状態を変更する手順について,次に説明します。

〈この項の構成〉

(1) パスの状態をOnline状態にする場合

  1. 現在のパスの状態を確認します。

    パスをCHAポート単位,パス単位,またはHBAポートWWN単位でOnline状態にする場合は,パス名またはパス管理PATH_IDを確認してください。

    コマンドの実行例を次に示します。

    dlnkmgr -s ホスト名 -u ユーザー名 -p パスワード view -path
  2. パスの状態をOnline状態にするには,HDLMコマンドのonlineオペレーションを実行します。

    Online状態にするパスは,CHAポート単位,パス単位,またはHBAポートWWN単位で指定できます。パスの指定については,「6.5 online パスを稼働状態にする」を参照してください。

    例えば,特定のパスをOnline状態にする場合は,HDLMコマンドのonlineオペレーションに-pathidパラメーターを指定して実行します。コマンドの実行例を次に示します。

    PROMPT>dlnkmgr -s ホスト名 -u ユーザー名 -p パスワード online -pathid 000001
    KAPL01050-I 指定されたパスをOnlineにします。よろしいですか? [y/n]:y
    KAPL01061-I 1本のパスをOnlineにしました。失敗したパス = 0本。オペレーション名 = online
    PROMPT>
  3. 変更したパスの状態を確認します。

    コマンドの実行例を次に示します。

    dlnkmgr -s ホスト名 -u ユーザー名 -p パスワード view -path

(2) パスの状態をOffline(C)状態にする場合

  1. 現在のパスの状態を確認します。

    パスをCHAポート単位,パス単位,またはHBAポートWWN単位でOffline(C)状態にする場合は,パス名またはパス管理PATH_IDを確認してください。

    コマンドの実行例を次に示します。

    dlnkmgr -s ホスト名 -u ユーザー名 -p パスワード view -path
  2. パスの状態をOffline(C)状態にするには,HDLMコマンドのofflineオペレーションを実行します。

    Offline(C)状態にするパスは,CHAポート単位,パス単位,またはHBAポートWWN単位で指定できます。パスの指定については,「6.4 offline パスを閉塞状態にする」を参照してください。

    例えば,特定のパスをOffline(C)状態にする場合は,HDLMコマンドのofflineオペレーションに-pathidパラメーターを指定して実行します。コマンドの実行例を次に示します。

    PROMPT>dlnkmgr -s ホスト名 -u ユーザー名 -p パスワード offline -pathid 000001
    KAPL01052-I 指定されたパスをOffline(C)にします。よろしいですか?[y/n]:y
    KAPL01053-I 指定されたパスがOffline(C)になってもよい場合はyを入力してください。そうでない場合はnを入力してください。[y/n]:y
    KAPL01061-I 1本のパスをOffline(C)にしました。失敗したパス = 0本。オペレーション名 = offline
    PROMPT>
  3. 変更したパスの状態を確認します。

    コマンドの実行例を次に示します。

    dlnkmgr -s ホスト名 -u ユーザー名 -p パスワード view -path