Hitachi

Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Linux®用)


4.5.1 HDLMマネージャの起動

停止しているHDLMマネージャを起動する場合,root権限を持つユーザLinuxにログインして,次に示すコマンドを実行します。

HDLMのインストール時に設定された起動スクリプトが起動し,HDLMマネージャが起動します。

注意事項

HDLMマネージャの停止処理後,すぐに起動処理を行う場合は,HDLMマネージャが停止したこと(/opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys -msrvで"Dead"が表示される)を確認してから起動処理を行ってください。

補足事項

HDLMマネージャの停止処理では,HDLMマネージャの停止に成功した旨のメッセージが表示されたあと,プロセスの終了処理に数秒かかります。そのため,停止処理後,直ちに起動処理を行うと,HDLMマネージャが起動中と判断し,起動処理が成功の旨のメッセージが出力されますが,HDLMマネージャの起動処理は中断され,その後,HDLMマネージャが停止した状態となります。

HDLMマネージャの起動は,次の方法で確認してください。

HDLMコマンドのviewオペレーションで確認する場合

次のコマンドを実行してください。

# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys -msrv
HDLM Manager Ver         WakeupTime
Alive        x.x.x-xx    yyyy/mm/dd  hh:mm:ss
KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd  hh:mm:ss
#

HDLM Manager」が「Alive」であれば,マネージャが起動しています。

確認スクリプトで確認する場合

次のコマンドを実行して,HDLMマネージャの起動を確認してください。

  • Red Hat Enterprise Linux 7,Red Hat Enterprise Linux 8,Red Hat Enterprise Linux 9,Oracle Linux 7,Oracle Linux 8,Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 7,Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 8,SUSE LINUX Enterprise Server 12 ,およびSUSE LINUX Enterprise Server 15の場合

    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmmanager status
    .dlmmgr_exe (pid 1936 1917 1916 1915 1913) を実行中…
  • 上記以外のOS の場合

    # /etc/init.d/DLMManager status
    .dlmmgr_exe (pid 1936 1917 1916 1915 1913) を実行中...
注意事項

障害発生時,HDLMコマンドのviewオペレーションと,DLMManager statusコマンドの実行結果に差異が生じる場合があります。この場合,HDLMコマンドの実行結果を参照してください。