付録A.12 04-00-/B以降と04-00-/Bより前のバージョンとの機能差異
HDLM 04-00-/BからHDLMデバイスに対しpvidおよびスペシャルファイルをすべてのHDLMデバイスには割り当てないで,主となるHDLMデバイス1つにだけ割り当てるため,下記のように変更になります。また,主となるHDLMデバイスは再起動時およびデバイス操作コマンド(rmdev,chdev)によって変わる場合があります。
例)hdisk1,2,3,4が同一LUの場合のlspvコマンド結果
- 04-00-/Bより前のバージョン
dlmfdrv1 00014bbfede0fdf1 hdlmvg dlmfdrv2 00014bbfede0fdf1 hdlmvg dlmfdrv3 00014bbfede0fdf1 hdlmvg dlmfdrv4 00014bbfede0fdf1 hdlmvg
- 04-00-/B以降のバージョン
dlmfdrv1 00014bbfede0fdf1 hdlmvg dlmfdrv2 none None dlmfdrv3 none None dlmfdrv4 none None
例)hdisk1,2,3,4が同一LUの場合の/dev配下のスペシャルファイル(ls /dev | grep dlm)
- 04-00-/Bより前のバージョン
dlmfdrv dlmfdrv1 dlmfdrv2 dlmfdrv3 dlmfdrv4 rdlmfdrv rdlmfdrv1 rdlmfdrv2 rdlmfdrv3 rdlmfdrv4
- 04-00-/B以降のバージョン
dlmfdrv dlmfdrv1 rdlmfdrv rdlmfdrv1
04-00-/Bよりパス名のHBAのポート番号,バス番号が2桁の文字になるため,パス名の表示が次のように変更になります。
- HDLM 04-00-/Bより前のバージョン
PathName 0058.0020.0000000000011C00.0012
- HDLM 04-00-/B以降のバージョン※
PathName 58.20.0000000000011C00.0012
- 注※
PathNameは,HDLM 05-00より前のバージョンではスペース(下記では_)が入った情報が出力されます。
PathName ___58.__20.0000000000011C00.0012