Hitachi

 Hitachi Dynamic Link Manager EX ユーザーズガイド(AIX用)


7.12.2 パラメ

-e

HDLM管理対象デバイスとして認識されているhdiskの状態を「定義済み」に変更します。

-f

HDLM管理対象デバイスとして認識されているhdiskおよび管理対象予定デバイスのhdiskをすべて削除します。

-A

HDLM管理対象デバイスとして認識されているhdiskを削除または「定義済み」に変更する前に,HDLMが使用しているファイルシステムのアンマウントおよびHDLMが使用しているボリュームグループの非活動化を行います。

-s

-Aパラメを指定したときに,アンマウントおよびボリュームグループ非活動化の確認メッセージを表示しないようにします。

-h

dlmrmdevティリティの形式を表示します。

注意事項

dlmrmdevティリティを実行する前に,HDLMの管理対象パスを使用しているプロセスおよびサービスをすべて停止してください。HDLMの管理対象パスを使用しているプロセスおよびサービスを停止しないで,dlmrmdevティリティを実行すると,HDLM管理対象デバイスとして認識されているhdiskが完全に削除されない,または「定義済み」に変更されない場合があります。

使用例

HDLMが使用しているファイルシステムのアンマウント,HDLMが使用しているボリュームグループの非活動化およびHDLM管理対象デバイスとして認識されているhdiskの削除をする場合
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmrmdev -A
KAPL10528-I The volume group will be made inactive, and the file system that is using HDLM will be unmounted. Is this OK? [y/n]:y
hdisk3 を削除しました
KAPL09012-I All HDLM drivers were removed.
ヘルプを表示する場合
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmrmdev -h
Usage : dlmrmdev [[-e | -f] [-A [-s]] | -h]