7.7.3　表示される性能情報

dlmperfinfoユーティリティーを実行すると，次の情報が表示されます。

I/O回数
I/Oの転送量
I/Oの応答時間
処理中となっているI/O数およびI/Oのブロック数

表示される情報の詳細を次の表に示します。

表7‒5　出力内容一覧
項目	説明
`Paths`	測定対象のパス数です。 `-t`パラメーターを指定した場合は出力されません。
`StartTime`	性能測定開始時間です。 `-c`パラメーターで指定した回数分出力されます。コンソール画面にのみ表示されます。
`UTC`	協定世界時です。 `YYYYMMDD`T`hhmmss`の形式で出力されます。例：20170707T123000 `-f`パラメーターを指定した場合にCSVファイルに出力されます。
`Date`	計測開始時刻（年月日）です。 `YYYYMMDD`の形式で出力されます。例：20170707 `-f`パラメーターを指定した場合にCSVファイルに出力されます。
`Time`	計測開始時刻（時分秒）です。 `hhmmss`の形式で出力されます。 `-f`パラメーターを指定した場合にCSVファイルに出力されます。
`LDEV`	LDEV情報です。ストレージシステムのモデルID，シリアル番号，およびiLU番号が，ピリオドで区切った文字列で表示されます。常に出力されます。
`HDevName`	ホストデバイス名です。 hdisk名が表示されます。常に出力されます。
`Device`	OS管理パスID（OSPathID）が表示されます。常に出力されます。
`PathID`	パス管理PATH_IDです。常に出力されます。
`PathName`	パス名です。 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`HBAPortWWN`	HBAのポートWWN 情報です。 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`ChaPort`	CHAポート番号です。 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Status`	パスの状態です。 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Count_R/s`	1秒当たりのRead I/O回数です。単位：回数常に出力されます。
`Count_W/s`	1秒当たりのWrite I/O回数です。単位：回数常に出力されます。
`Count_R/s-Rnd`	1秒当たりのランダムRead I/O回数です。単位：回数 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Count_R/s-Seq`	1秒当たりのシーケンシャルRead I/O回数です。単位：回数 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Count_W/s-Rnd`	1秒当たりのランダムWrite I/O回数です。単位：回数 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Count_W/s-Seq`	1秒当たりのシーケンシャルWrite I/O回数です。単位：回数 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`MB_R/s`	1秒当たりのRead I/Oのデータ量です。単位：MB 常に出力されます。
`MB_W/s`	1秒当たりのWrite I/Oのデータ量です。単位：MB 常に出力されます。
`MB_R/s-Rnd`	1秒当たりのランダムRead I/Oのデータ量です。単位：MB `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`MB_R/s-Seq`	1秒当たりのシーケンシャルRead I/Oのデータ量です。単位：MB `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`MB_W/s-Rnd`	1秒当たりのランダムWrite I/Oのデータ量です。単位：MB `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`MB_W/s-Seq`	1秒当たりのシーケンシャルWrite I/Oのデータ量です。単位：MB `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Time_R`	Read I/Oの応答時間の平均値です。単位：マイクロ秒常に出力されます。
`Time_W`	Write I/Oの応答時間の平均値です。単位：マイクロ秒常に出力されます。
`Time_R-Rnd`	ランダムRead I/Oの応答時間の平均値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Time_R-Seq`	シーケンシャルRead I/Oの応答時間の平均値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Time_W-Rnd`	ランダムWrite I/Oの応答時間の平均値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Time_W-Seq`	シーケンシャルWrite I/Oの応答時間の平均値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Max-Time_R`	Read I/Oの応答時間の最大値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Max-Time_W`	Write I/Oの応答時間の最大値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Max-Time_R-Rnd`	ランダムRead I/Oの応答時間の最大値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Max-Time_R-Seq`	シーケンシャルRead I/Oの応答時間の最大値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Max-Time_W-Rnd`	ランダムWrite I/Oの応答時間の最大値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Max-Time_W-Seq`	シーケンシャルWrite I/Oの応答時間の最大値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Count_Error`	I/Oエラー回数です。単位：回数 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。注意事項性能情報収集時間間隔中のI/Oエラーの総数が出力されます。 I/Oエラー回数はRead I/OとWrite I/Oを区別しません。
`Time_Error`	I/Oエラーの応答時間の平均値です。単位：マイクロ秒 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。注意事項 I/Oエラーの応答時間はRead I/OとWrite I/Oを区別しません。
`QueuedIO`	パスを選択するときの処理中のI/O数の平均値です。単位：回数 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`QueuedMB`	パスを選択するときの処理中のI/Oのデータ量の平均値です。単位：MB `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Max-QueuedIO`	パスを選択するときの処理中のI/O数の最大値です。単位：回数 `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。
`Max-QueuedMB`	パスを選択するときの処理中のI/Oのデータ量の最大値です。単位：MB `-a`パラメーターを指定した場合に出力されます。

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