Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド
SQL Serverのパラメーターを登録する場合
drmsqlinit インスタンス名
登録したSQL Serverのパラメーターを表示する場合
drmsqlinit -v インスタンス名
SQL Serverデータベースをバックアップするために必要なSQL Serverのパラメーターをインスタンス単位に対話形式で登録します。次の情報を登録します。
| 設定内容 | 入力する内容 |
|---|---|
| VDIメタファイル格納ディレクトリー(任意)※1 | VDIメタファイルを格納するためのディレクトリー名を128バイト以内の絶対パスで指定します。既存のディレクトリーを指定してください。 VDIメタファイル格納ディレクトリーに何も指定しないと,VDIメタファイルはSQL Serverデータベースのデータファイルと同じ場所に格納されます。VDIメタファイルを管理しやすくするため,VDIメタファイル格納ディレクトリーを指定しないことを推奨します。 |
| VDI生成タイムアウト秒数(必須) | VDIメタファイルを生成するときにタイムアウトする秒数を指定します。 タイムアウトの秒数は0から3600の値が指定できます。0を指定した場合,VDIメタファイルが生成されるまで無期限に待ちます。 |
| UNDOファイル格納ディレクトリー(任意)※2 | UNDOファイルを格納するためのディレクトリー名を128バイト以内の絶対パスで指定します。既存のディレクトリーを指定してください。 |
| トランザクションログバックアップファイル格納ディレクトリー(任意)※3 | drmsqllogbackupコマンドでバックアップするトランザクションログファイルの退避先を指定します。ディレクトリー名を128バイト以内の絶対パスで指定します。データベースが格納されている,正ボリュームおよび副ボリューム以外の場所を指定します。 |
各ディレクトリーの指定可否は,指定方法によって異なります。各ディレクトリーの指定可否を次に示します。
| ディレクトリーの種類 | ローカルドライブ | パスマウント | UNC※1 | ネットワークドライブ※2 |
|---|---|---|---|---|
| VDIメタファイル格納ディレクトリー | ○ | ○ | × | × |
| UNDOファイル格納ディレクトリー | ○ | ○ | × | × |
| トランザクションログバックアップファイル格納ディレクトリー | ○ | ○ | × | × |
このコマンドで登録したパラメーターは,次の場所に格納されます。
<Application Agentのインストール先>\DRM\conf\MSSQL\インスタンス名.dat
パラメーターを登録したインスタンスを削除した場合は,「削除したインスタンス名.dat」を削除してください。
-v
登録したパラメーターを表示する場合に指定します。
インスタンス名
バックアップ対象のSQL Serverインスタンスの名称を指定します。バックアップ対象がSQL Serverで既定のインスタンスの場合,「DEFAULT」と指定します。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
PROMPT> drmsqlinit SQL1
PROMPT> drmsqlinit -v SQL1
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