2.6.1 drmdbsetup（Application Agentのデータベースを作成・削除する）

書式

バックアップカタログ情報とディクショナリーマップファイルを作成する場合

drmdbsetup -i

バックアップカタログ情報とディクショナリーマップファイルを削除する場合

drmdbsetup -u

drmdbsetupコマンドは，絶対パス名を指定して実行してください。drmdbsetupコマンドの絶対パス名を，次に示します。

<Application Agentのインストール先>\DRM\bin\util\drmdbsetup.exe

説明

drmdbsetupコマンドは，ディクショナリーマップファイルの内容を作成したり，削除したりします。作成・削除の対象となるディクショナリーマップファイルの格納場所は，Application Agentの構成定義ファイル（init.conf）に記載されたパス情報（DRM_DB_PATH）に従います。

Application Agentの構成定義ファイルについては，マニュアル「Hitachi Command Suite Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド」の，Application Agentの動作の設定についての記述を参照してください。また，DRM_DB_PATHについては，マニュアル「Hitachi Command Suite Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド」の，ディクショナリーマップファイルの作成についての記述を参照してください。

引数

-i

Application Agentの構成定義ファイルに記載されたパス情報（DRM_DB_PATHの値）を基に，バックアップカタログ情報とディクショナリーマップファイルを作成します。指定したディレクトリーに，すでにディクショナリーマップファイルが存在する場合，エラーとなります。

-u

作成済みのバックアップカタログ情報とディクショナリーマップファイルを削除します。このオプションは，既存のディクショナリーマップファイルを消去したい場合に使用してください。

戻り値

0：正常終了した場合

0以外：エラーが発生した場合