Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド
EX_DRM_EXG_VERIFY オペレーションID
[ -mount_pt マウントポイントディレクトリー名 ] [ -force ]drmmountコマンド,drmexgverifyコマンドおよびdrmumountコマンドを実行し,副ボリュームにバックアップされたExchangeデータベースの整合性を検証します。
EX_DRM_TAPE_BACKUPでExchangeデータベースを副ボリュームからテープにバックアップする場合に,テープバックアップの前処理として実行します。
Exchangeデータベースの整合性に異常が検出された場合は,副ボリュームへのバックアップを再度実行する必要があります。
次の前提条件があります。
オペレーションID
処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。指定したオペレーションIDに対応したオペレーション定義ファイルの情報が,拡張コマンドの実行に使用されます。
-mount_pt マウントポイントディレクトリー名
副ボリュームをマウントするマウントポイントディレクトリーの名称を指定します。このオプションと-forceオプションを指定する場合は,-mount_pt,-forceの順に指定します。このオプションを指定すると,検証対象となる副ボリュームをすべてマウントします。
マウントポイントディレクトリー名は,ドライブ文字またはドライブ文字から始まる絶対パスで指定します。ディレクトリー名は,Windowsのディレクトリー名に指定できる文字で,パスの末尾の「\」を含めて64バイト以内で指定してください。ただし,半角スペース,マルチバイト文字,および半角カタカナは使用できません。
ドライブ文字から始まる絶対パスを指定する場合,空のディレクトリーを指定してください。
パスの末尾に「\」がない場合でも,「\」が指定されているものと見なされます。例えば,「D:」と「D:\」は同じドライブと見なされます。また,「D:\MOUNTDIR」と「D:\MOUNTDIR\」は同じディレクトリーと見なされます。
マウント先は次のようになります。
マウントポイントディレクトリー名を省略した場合は,使用されていないドライブにマウントします。
-force
このオプションは,強制的にマウントを実行する場合に指定します。このオプションと-mount_ptオプションを指定する場合は,-mount_pt,-forceの順に指定します。
データベースサーバーでバックアップを実行したときに取得した正ボリュームのコピーグループ名がデータベースサーバーの情報と一致していれば,LDEV番号またはSERIAL番号がバックアップ時の番号と一致していない場合にも強制的に再同期します。
このオプションは,副ボリュームが障害などの理由で交換され,LDEV番号またはSERIAL番号が変更された場合など,正ボリュームのコピーグループ名だけをキーとして強制的に副ボリュームにマウントする必要があるときに指定してください。通常のバックアップでこのオプションを指定した場合,データが破壊されるおそれがあります。
このオプションを省略すると,データベースサーバーでバックアップを実行したときに取得した正ボリュームのコピーグループ名,LDEV番号およびSERIAL番号がバックアップサーバーの情報と一致していない場合には,マウントされないで拡張コマンドにエラーが発生します。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。
オペレーションID「operation01」で特定されるExchangeデータベースの整合性を検証する。
EX_DRM_EXG_VERIFY operation01
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