Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド
ファイルサーバーのオペレーション定義ファイルの内容をチェックする場合
EX_DRM_FS_DEF_CHECK オペレーションID -db
バックアップサーバーのオペレーション定義ファイルの内容をチェックする場合
EX_DRM_FS_DEF_CHECK オペレーションID -bk
オペレーション定義ファイルの記述内容をチェックし,問題がなかった場合は拡張コマンドの使用する一時ディレクトリーを自動生成します。
なお,次の場合は,定義ファイルチェックツールの再実行が必要となります。
オペレーション定義ファイルの記述内容のチェックでは,オペレーション定義ファイルが存在することをチェックしてから,オペレーション定義ファイルの指定項目について,次のことをチェックします。
このほか,オペレーション定義ファイルの各指定項目について,次の表に示す指定内容をチェックします。
表1-7 オペレーション定義ファイルのチェック内容(EX_DRM_FS_DEF_CHECK)
| 項目名 | チェック内容 |
|---|---|
| BACKUP_OBJECT | 「FILESYSTEM」が指定されていること |
| DB_SERVER_NAME | 「SET_DRM_HOSTNAME」に1が指定されている場合は,「DB_SERVER_NAME」に指定された値と,Application Agentの構成定義ファイル「init.conf」の「DRM_DB_PATH」に指定されたファイルサーバー名が一致していること |
| INSTANCE_NAME |
|
| TARGET_NAME | この項目については値を入力しないで,「TARGET_NAME=」を指定してください。 |
| FTP_HOME_DIR |
|
| FTP_SUB_DIR |
|
| SET_DRM_HOSTNAME | 0または1が指定されていること |
チェックツールで自動生成されるディレクトリーは,次のとおりです。
表1-8 EX_DRM_FS_DEF_CHECKで自動生成されるディレクトリー
| EX_DRM_FS_DEF_CHECKの実行場所 | 拡張コマンド用一時ディレクトリー |
|---|---|
| ファイルサーバー | <ディクショナリーマップファイル格納ディレクトリーと同じ階層のscript_workディレクトリー>\<オペレーションID>\DB (例) ディクショナリーマップファイル格納ディレクトリーが「H:\PTM」,オペレーションIDが「Operation_A」の場合,拡張コマンド用一時ディレクトリーは,「H:\script_work\Operation_A\DB」となります。 |
| バックアップサーバー | <FTP_HOME_DIRで指定したディレクトリー>\<FTP_SUB_DIRで指定したディレクトリー>\<オペレーションID>\BK |
次の前提条件があります。
オペレーションID
処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。指定したオペレーションIDに対応したオペレーション定義ファイルの情報が,拡張コマンドの実行に使用されます。
-db
ファイルサーバーのオペレーション定義ファイルの内容をチェックする場合に指定します。
-bk
バックアップサーバーのオペレーション定義ファイルの内容をチェックする場合に指定します。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。
EX_DRM_FS_DEF_CHECK OP0001 -db
EX_DRM_FS_DEF_CHECK OP0001 -bk
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