Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

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7.6.5 パッシブメールボックスデータベースコピーのバックアップデータをリストアする

パッシブメールボックスデータベースコピーのバックアップデータをリストアする場合の運用例を示します。

  1. リストア対象のメールボックスデータベースコピーをアクティブにします。
    データベースサーバー1でアクティブになっているメールボックスデータベースコピーを,データベースサーバー2でアクティブになるように切り替えます。
  2. バックアップサーバー2で,Protection Managerサービスを起動します。
  3. バックアップサーバー2で,テープ装置上のバックアップIDを確認します。
    PROMPT> drmtapecat
  4. バックアップサーバー2で,テープ装置からリストアするために副ボリュームをマウントします。
    バックアップID「0000000002」を指定してdrmmountコマンドを実行します。
    PROMPT> drmmount 0000000002 -mount_pt W:
  5. バックアップサーバー2で,バックアップデータをテープ装置から副ボリュームへリストアします。
    バックアップID「0000000002」を指定してdrmmediarestoreコマンドを実行します。
    バックアップID「0000000001」は削除され,新バックアップID「0000000003」が登録さ れます。
    PROMPT> drmmediarestore 0000000002
  6. バックアップサーバー2で,テープ装置から副ボリュームへのリストアの実行結果を確認します。
    PROMPT> drmexgcat
  7. バックアップサーバー2で,テープ装置からのリストアが完了した副ボリュームをアンマウントしま す。
    バックアップID「0000000002」を指定して,drmumountコマンドを実行します。
    PROMPT> drmumount 0000000002
  8. バックアップサーバー2で,バックアップカタログ情報を一時ファイルへエクスポートします。
    PROMPT> drmdbexport 0000000003 -f C:\FTP_ROOT\0000000003.drm
  9. バックアップサーバー2で,エクスポートした一時ファイルをデータベースサーバー2にFTP転送します。
    PROMPT> ftpデータベースサーバー2の名称
  10. データベースサーバー2で,バックアップサーバー2から転送した一時ファイルをバックアップカタログにインポートします。
    バックアップカタログに,新バックアップIDでバックアップカタログ情報が登録されます。
    バックアップIDは,未使用のID「0000000002」が付与されます。
    PROMPT> drmdbimport -f C:\0000000003.drm
  11. データベースサーバー2で,インポートの実行結果を確認します。
    PROMPT> drmexgcat
  12. バックアップサーバー2で,副ボリュームのバックアップデータを正ボリュームへポイントインタイムリストアします。
    PROMPT> drmexgrestore 0000000002 -resync