Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

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7.6.2 アクティブメールボックスデータベースコピーをバックアップする

アクティブメールボックスデータベースコピーをバックアップする場合の運用例を示します。

  1. バックアップサーバー1で,Protection Managerサービスを起動します。
  2. データベースサーバー1で,正ボリュームから副ボリュームへバックアップします。
    バックアップカタログに,新バックアップIDが登録されます。
    バックアップIDは,未使用のID「0000000001」が付与されます。
    バックアップカタログが,バックアップサーバー1へインポートされます。
    PROMPT> drmexgbackup -mode vss -s バックアップサーバー1 -auto_import
  3. データベースサーバー1で,バックアップの実行結果を確認します。
    PROMPT> drmexgcat
  4. バックアップサーバー1で,インポートされたバックアップカタログ情報を確認します。
    PROMPT> drmexgcat
  5. バックアップサーバー1で,バックアップデータが格納されている副ボリュームをマウントします。
    インポートによって付与されたバックアップID「0000000001」を指定して,副ボリューム をマウントします。
    PROMPT> drmmount 0000000001 -mount_pt W:
  6. バックアップサーバー1で,バックアップデータが格納されている副ボリュームをテープ装置へ バックアップします。
    コマンド実行後に出力されるメッセージKAVX0040-Iで新たなバックアップIDを確認します。
    PROMPT> drmmediabackup 0000000001
  7. バックアップサーバー1で,テープ装置へのバックアップが正常に完了したかを確認します。手順6のdrmmediabackupで取得したバックアップIDが「0000000002」の場合は,以下のようにコマンドラインを指定します。
    PROMPT> drmtapecat -backup_id 0000000002
  8. バックアップサーバー1で,バックアップデータが格納されている副ボリュームをアンマウントします。
    インポートによって付与されたバックアップID「0000000001」を指定して副ボリュームを アンマウントします。
    PROMPT> drmumount 0000000001