Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

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6.14.1 ファイル共用を使用してバックアップおよびリストアするための準備

ファイル共用を使用して,SQL Serverデータベースをバックアップ,リストアするための準備手順について説明します。

  1. オペレーション定義ファイルチェックツールで自動生成された,拡張コマンド用一時ディレクトリーを確認します。
    拡張コマンド用一時ディレクトリーは,次のディレクトリーに生成されます。

    データベースサーバーの場合
    <ディクショナリーマップファイルの格納ディレクトリーと同階層のscript_work>\<オペレーションID>\DB
    (例)
    C:\Program Files (x86)\HITACHI\DRM\script_work\Operation_A\DB

    バックアップサーバーの場合
    <FTP_HOME_DIRで指定したディレクトリー>\<FTP_SUB_DIRで指定したディレクトリー>\<オペレーションID>\BK
    (例)
    C:\FTP_ROOT\script\Operation_A\BK
    拡張コマンド用一時ディレクトリーの詳細については,「3.14.9 拡張コマンド用一時ディレクトリーの確認」を参照してください。
  2. エクスプローラーなどで,バックアップサーバーの拡張コマンド用一時ディレクトリーを共有化します。
    ここでは,C:\FTP_ROOT\script\Operation_A\BKを共有化します。
  3. データベースサーバー上のエクスプローラーなどで,共有化したバックアップサーバーの拡張コマンド用一時ディレクトリーをネットワークドライブとして割り当てます。
    ここでは,C:\FTP_ROOT\script\Operation_A\BKをネットワークドライブX:に割り当てます。
  4. 自動生成したバックアップサーバーの拡張コマンド用一時ディレクトリーに,データベースサーバーから拡張コマンドを実行するユーザーが読み書きできる権限を設定します。