Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
ここでは,副ボリュームをマウントするコマンドを実行した場合に,どのようにApplication Agentがマウントポイントおよびマウント対象となる副ボリューム(コピーグループ)を決定するかについて説明します。なお,副ボリュームをマウントするコマンドは,次のとおりです。
副ボリュームをマウントするコマンドを実行した場合に,どのようにApplication Agentがマウントポイントを決定するかについて,次の表に示します。コマンド実行時のオプションにバックアップIDを指定した場合と,コピーグループを指定した場合に分けて示します。
表3-36 副ボリュームをマウントするコマンド実行時のマウントポイントの決定方法(オプションにバックアップIDを指定した場合)
| コマンド実行時に-mount_ptオプションでマウントポイント名を指定 | コピーグループマウント定義ファイル | マウントポイント |
|---|---|---|
| ○ | ○ | コピーグループマウント定義ファイルのマウントポイントと,-mount_ptで指定したマウントポイント名を使用※1 |
| × | -mount_ptで指定したマウントポイント名を使用※2 | |
| × | ○ | コピーグループマウント定義ファイルのマウントポイントを使用※3 |
| × | Application Agentが自動的に決定(使用されていないドライブを使用) |
表3-37 副ボリュームをマウントするコマンド実行時のマウントポイントの決定方法(オプションにコピーグループを指定した場合)
| コマンド実行時に-mount_ptオプションでマウントポイント名を指定 | コピーグループマウント定義ファイル | マウントポイント |
|---|---|---|
| ○ | ○ | コピーグループマウント定義ファイルのマウントポイントを使用※1 |
| × | -mount_ptで指定したマウントポイント名を使用※2 | |
| × | ○ | コピーグループマウント定義ファイルのマウントポイントを使用※1 |
| × | Application Agentが自動的に決定(使用されていないドライブを使用) |
副ボリュームをマウントするコマンドを実行した場合に,どのようにApplication Agentがマウント対象となる副ボリューム(コピーグループ)を決定するかについて説明します。
表3-38 副ボリュームをマウントするコマンド実行時のマウント対象の決定方法
| マウントコマンド実行時のオプション | コピーグループマウント定義ファイル | マウント対象となる副ボリューム(コピーグループ) |
|---|---|---|
| バックアップIDを指定 | 区別なし | 指定したバックアップIDに対応するバックアップカタログに記録されているコピーグループ |
| 「-copy_group <コピーグループ名>」を指定 | 区別なし | -copy_groupオプションで指定したコピーグループ |
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