Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

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3.4.6 副ボリューム動的認識を利用するための設定

副ボリュームからテープ装置にバックアップを取得する構成で,バックアップサーバーに接続された副ボリュームをOSに動的に認識させることができます。副ボリュームをOSに動的に認識させることによって,Application Agent以外の操作で副ボリュームに対してアクセスできなくなるため,より確実なバックアップやリストアを実行できるようになります。

表3-23 RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のパラメーター(副ボリューム動的認識を利用するための設定)

パラメーター 説明 設定できる値
(デフォルト値)
DEVICE_DETACH ファイルサーバーおよびデータベースサーバーやバックアップサーバーで,ボリュームを動的に認識させる場合に設定します。
DISABLEを設定,または設定を省略すると,ボリュームの動的認識が無効になります。ENABLEを設定すると,ボリュームを動的に認識させることができます。
DISABLEまたはENABLE
(DISABLE)

注意事項
副ボリュームを動的に認識させる場合の正ボリュームと副ボリュームに対して,デバイスアダプターポートに接続される物理ディスクのうちLUN#0のディスクは使用しないでください。LUN#0の物理ディスクを使用した場合,ほかの物理ディスクが認識されなくなるおそれがあります。