Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

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3.4.5 データコピー時のトラックサイズの設定

バックアップ時やリストア時に再同期するデータコピーのトラックサイズを変更したい場合に設定します。次のような場合に設定します。

設定するトラックサイズの値については,RAID Managerのマニュアルを参照してください。

表3-22 RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のパラメーター(コピー時のトラックサイズ)

パラメーター 説明 設定できる値
(デフォルト値)
COPY_SIZE 正ボリュームから副ボリューム,または副ボリュームから正ボリュームへコピーする際に,コピー単位ごとに一括してコピーするトラックサイズ(ボリュームタイプのセクター/トラック)を設定します。 1~15
(RAID Managerの既定値)

COPY_SIZEパラメーターを指定する以外に,次の方法でもトラックサイズを指定できます。トラックサイズが複数の方法で指定された場合に有効になる優先順位を次に示します。

  1. -copy_sizeオプション(EX_DRM_RESYNCコマンドだけで使用できる)
  2. 環境変数DRM_COPY_SIZE
  3. COPY_SIZEパラメーター
  4. RAID Managerの既定値

環境変数DRM_COPY_SIZEを使用すると,コマンドを実行するときにトラックサイズを変更できます。このとき,COPY_SIZEの内容も変更されます。

トラックサイズの設定対象となるコマンドは次のとおりです。

基本コマンド:

拡張コマンド: