Replication Manager システム構成ガイド
![[目次]](GRAPHICS/CONTENT.GIF)
![[索引]](GRAPHICS/INDEX.GIF)
![[前へ]](GRAPHICS/FRONT.GIF)
![[次へ]](GRAPHICS/AFTER.GIF)
1.1.1 コピーグループを管理する場合のシステム構成(オープン系システム)
nondisruptive migrationによって移行先ストレージシステムにマイグレーションしたボリュームのコピーグループを,物理ID,または仮想IDを使用して管理できます。
- 構成定義ファイルについて次の注意点があります。
- 仮想IDを使用する場合,HORCM_VCMDに指定する必要があります。マイグレーション前のストレージに対してHORCM_CMDでコマンドデバイスを定義していた場合,構成定義ファイルの見直しが必要になります。
- 構成定義ファイル内に物理IDと仮想IDの混在はできません。物理ID用と仮想ID用に分けて構成定義ファイルを作成してください。
- Application Agentの場合,データベースサーバーおよびバックアップサーバーに認識されているすべてのコマンドデバイスをユーザー認証する必要があります。コマンドデバイスをユーザー認証する方法については,「(2) コマンドデバイスのユーザー認証機能が有効になっている場合の条件」を参照してください。
Application Agentを使用して,データベースを管理する場合,下記の構成をサポートしています。
- コピー種別がローカルコピーの場合
- 1台の物理ストレージマシンに設定した1台の仮想ストレージマシンで構成されているペア構成
- コピー種別がリモートコピーの場合
-
- 複数の物理ストレージマシンに設定したそれぞれの仮想ストレージマシンで構成されているペア構成
- 一方が物理ストレージマシン,もう一方が別の物理ストレージマシン上に設定された仮想ストレージマシンで構成されているペア構成(仮想ストレージマシンをサポートしているストレージシステム間のコピーグループの場合だけ)
注意
-
- Application Agentのコマンドの実行対象のLUが仮想IDでホストに認識されており,RAID Managerの構成定義ファイルに物理IDでLDEVを定義した場合,Application Agentのコマンドがエラー終了することがあります。
- 仮想ストレージマシンを利用してデータ移行した場合,データ移行前に取得したバックアップカタログは使用できません。そのため,ディクショナリーマップファイルを更新したあとに,バックアップを再取得してください。バックアップカタログおよびディクショナリーマップファイルについては,マニュアル「Hitachi
Command Suite Replication Manager Application Agent CLIユーザーズガイド」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2024, Hitachi, Ltd.