Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


9.4.4 Oracle Database(SQL-Participant限定)

〈この項の構成〉

(1) パラメタ

Oracle Databaseを使用する際に必要なパラメタは、HMP-PCTOのパラメタではなく、Oracle Databaseのサーバ側のパラメタです。HMP-PCTOを意識して設定してください。各パラメタのデフォルト値など含めた詳細については、Oracle Databaseのマニュアルを参照してください。

表9‒34 Oracle Databaseのパラメタ

パラメタ

説明

SESSIONS

Oracle Databaseに同時接続する最大数を設定します。sql.pool.max-pool-sizeに設定した値×ParticipantのPodのレプリカの最大数に指定した値より大きい値を指定してください。

詳細については、「(2) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。

注※

スケーリング対応機能を使用しない場合は1、スケーリング対応機能を使用する場合はオートスケール用HPAのKubernetesマニフェストに指定した「スケールアウトできる最大のPod数」です。

(2) 接続するユーザに付与する権限

HMP-PCTOがRDBMSに接続する際のユーザに、次に示す権限を付与してください。詳細については、Oracle Databaseのマニュアルを参照してください。