8.2.11 @PctoGrpcBranchRollbackForアノテーション
- 説明
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gRPC通信によるトランザクションブランチの属性を設定するアノテーションです。gRPCのサービスで実行される任意のクラス、メソッドに指定できます。複数のメソッドに指定した場合は、最後に実行されたメソッドで設定した属性が有効になります。クラスレベルで指定することもできますが、メソッドレベルで指定することを推奨します。
dontRollbackOn属性で、このトランザクションをロールバックにマークしないgRPCステータスコードを設定します。デフォルトの動作は、io.grpc.Status.Code.OK以外をロールバックにマークします。
トランザクションブランチのサービス終了後に動作するHMP-PCTOのインタセプタが、gRPCステータスを判定してロールバックにマークしたかどうかを呼び出し元のサービスに連絡します。ロールバックにマークしたトランザクションブランチが1つでもあると、グローバルトランザクションはロールバックします。
- 適用可能要素
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クラス、メソッド
- 属性
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@PctoGrpcBranchRollbackForアノテーションの属性の一覧を次の表に示します。
表8‒10 @PctoGrpcBranchRollbackForアノテーションの属性の一覧 属性名
説明
必須/任意
型
デフォルト値
dontRollbackOn
トランザクションをロールバックにマークしないgRPCのステータスコードを設定します。
任意
io.grpc.Status.Code[]
なし
- パッケージ名称
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jp.co.Hitachi.soft.hmppcto.interceptor