7.5.14 Prometheusの要件
Elastic Stack、JaegerおよびPrometheusを使用してトラブルシュート情報を収集する場合だけ使用します。次の表に示す要件を満たすように作成します。
|
項目 |
要件 |
|---|---|
|
ワークロードリソース |
規定しません。 |
|
ネームスペース |
任意の名称を指定できます。ただし、「7.5.11 Filebeatの要件」〜「7.5.17 Logstashの要件」では同一のネームスペースを指定してください。 |
|
ラベル |
規定しません。 |
|
アノテーション |
規定しません。 |
|
初期化コンテナ構成 |
規定しません。 |
|
コンテナ構成 |
Prometheusコンテナ |
|
レプリカ数 |
規定しません。 |
|
再起動ポリシー |
コンテナ障害時は必ず再起動(オートヒーリング)してください(Kubernetesのデフォルト設定)。 |
|
アップデートストラテジー |
ローリングアップデートとしてください(Kubernetesのデフォルト設定)。 |
|
Podセキュリティコンテキスト |
規定しません。 |
|
アクセス制御 |
Podに対するロールベースアクセス制御(RBAC)で、次に示すとおり対象リソースへのアクセス許可を定義してください。 <デプロイ依存関係チェック機能用ロール>
上記アクセス許可を定義するためのKubernetesリソースはRoleリソース、RoleBindingリソース、ServiceAccountリソースを使用してください。 <メトリクス収集用ロール>
上記アクセス許可を定義するためのKubernetesリソースはClusterRoleリソース、ClusterRoleBindingリソース、ServiceAccountリソースを使用してください。 |
|
ServiceAccountリソースのトークンの自動マウント(automountServiceAccountTokenフィールド)を「有効(true)」にしてください(Kubernetesのデフォルト設定)。 |
|
|
Podの割り当てノードの制御 |
規定しません。 |
|
永続化ボリューム |
規定しません。 |
|
Podライフサイクル設定 |
terminationGracePeriodSecondsを次のとおり設定してください。
|
コンテナごとの要件を次に示します。
|
項目 |
要件 |
|---|---|
|
コマンド |
次に示すコマンド引数(args)を設定します。
|
|
ネットワーク設定 |
デプロイしたノードのIPで、次のポートを公開してください(Serviceリソース)。
|
|
コンフィグ設定 |
規定しません。 |
|
コンテナセキュリティコンテキスト |
規定しません。 |
|
コンテナライフサイクル設定 |
規定しません。 |
|
CPU/メモリリソース制限 |
実稼働を通して、環境に合わせた設定を実施してください。 |