Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


3.9.1 作業項目の一覧

HMP-PCTOのコントロールプレーンおよびRASのKubernetesアプリケーションを運用するための作業項目の一覧を次に示します。表の上から順に作業を実行してください。

表3‒16 HMP-PCTOのコントロールプレーンおよびRASのKubernetesアプリケーションを運用するための作業項目の一覧

作業対象

作業項目

備考

参照先

Kubernetes各ワーカーノード

MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成(ローカル永続ボリューム(local)とする場合)

MediatorのConsensusLogのマウント用ディレクトリをローカル永続ボリューム(local)とする場合だけ作成します。

(1) MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成(ローカル永続ボリューム(local)とする場合)

Elasticsearchデータディレクトリの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成

Elastic Stack、JaegerおよびPrometheusを使用してトラブルシュート情報を収集する場合だけ作成します。

(2) Elasticsearchデータディレクトリの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成

EADSの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成(ローカル永続ボリューム(local)とする場合)

通常版の場合だけ作成します。

(3) EADSの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成(ローカル永続ボリューム(local)とする場合)

Elasticsearchを使用するために必要な追加手順

Elastic Stack、JaegerおよびPrometheusを使用してトラブルシュート情報を収集する場合だけ使用します。

(4) Elasticsearchを使用するために必要な追加手順

Kubernetesコントロールプレーン

各種資材の配置

必ず実施します。

(1) 各種資材の配置

Namespaceの作成

次のどちらかをデプロイするための作業時に作成します。

  • ユーザ責務のKubernetesアプリケーション

  • HMP-PCTOのコントロールプレーンのKubernetesアプリケーションおよびRAS

(2) Namespaceの作成

TP1-Bridge、MediatorのgRPC通信機能の暗号化通信用シークレットの作成

gRPC通信機能で暗号化通信をする場合だけ実施します。

(3) TP1-Bridge、MediatorのgRPC通信機能の暗号化通信用シークレットの作成

MediatorのConsensusLogの永続ボリュームおよびストレージクラスのデプロイ

必ず実施します。

(4) MediatorのConsensusLogの永続ボリュームおよびストレージクラスのデプロイ

EADSの永続ボリュームのデプロイ(通常版限定)

通常版の場合だけ実施します。

(5) EADSの永続ボリュームのデプロイ(通常版限定)

Elasticsearchのelasticユーザパスワード用シークレットの作成

Elastic Stack、JaegerおよびPrometheusを使用してトラブルシュート情報を収集する場合で、ElasticsearchのTLS通信を行うときだけ作成します。

(6) Elasticsearchのelasticユーザパスワード用シークレットの作成

ElasticsearchのTLS通信用シークレットの作成

(7) ElasticsearchのTLS通信用シークレットの作成

Elasticsearchデータディレクトリの永続ボリュームおよびストレージクラスのデプロイ

Elastic Stack、JaegerおよびPrometheusを使用してトラブルシュート情報を収集する場合だけ実施します。

(8) Elasticsearchデータディレクトリの永続ボリュームおよびストレージクラスのデプロイ

Elasticsearchリポジトリディレクトリの永続ボリュームおよびストレージクラスのデプロイ

(9) Elasticsearchリポジトリディレクトリの永続ボリュームおよびストレージクラスのデプロイ

デプロイ依存関係チェック機能用ロールおよびロールバインディングのデプロイ

次のどちらかをデプロイするための作業時に実施します。

  • ユーザ責務のKubernetesアプリケーション

  • HMP-PCTOのコントロールプレーンのKubernetesアプリケーションおよびRAS

(10) デプロイ依存関係チェック機能用ロールおよびロールバインディングのデプロイ

コンテナログ収集用ロールおよびロールバインディングのデプロイ

Elastic Stack、JaegerおよびPrometheusを使用してトラブルシュート情報を収集する場合だけ実施します。

(11) コンテナログ収集用ロールおよびロールバインディングのデプロイ

メトリクス収集用ロールおよびロールバインディングのデプロイ

(12) メトリクス収集用ロールおよびロールバインディングのデプロイ

メトリクス向けKubernetesメタデータ付与用ロールおよびロールバインディングのデプロイ

(13) メトリクス向けKubernetesメタデータ付与用ロールおよびロールバインディングのデプロイ

uCosminexus Application Runtime for Spring Bootスナップショットログの永続ボリュームおよび永続ボリューム要求のデプロイ(通常版限定)

通常版の場合で、uCosminexus Application Runtime for Spring Bootを導入するときだけ実施します。次のどちらかをデプロイするための作業時に実施します。

  • ユーザ責務のKubernetesアプリケーション

  • HMP-PCTOのコントロールプレーンのKubernetesアプリケーションおよびRAS

(14) uCosminexus Application Runtime for Spring Bootスナップショットログの永続ボリュームおよび永続ボリューム要求のデプロイ(通常版限定)

Kubernetesアプリケーションのデプロイ

必ず実施します。

(15) Kubernetesアプリケーションのデプロイ

Elasticsearchのスナップショットリポジトリの作成およびスナップショットライフサイクルポリシーの作成

Elastic Stack、JaegerおよびPrometheusを使用してトラブルシュート情報を収集する場合だけ作成します。

(16) Elasticsearchのスナップショットリポジトリの作成およびスナップショットライフサイクルポリシーの作成

Elasticsearchのindex設定変更および削除

(17) Elasticsearchのindex設定変更および削除

Azure Monitorの設定

Microsoft Azure環境を使用してトラブルシュート情報を収集する場合だけ実施します。

(18) Azure Monitorの設定

Cloud Logging、Cloud TraceおよびCloud Monitoringの設定

Google Cloud Platform環境を使用してトラブルシュート情報を収集する場合だけ実施します。

(19) Cloud Logging、Cloud TraceおよびCloud Monitoringの設定

New Relicの設定

New Relicを使用してトラブルシュート情報を収集する場合だけ実施します。

(20) New Relicの設定

EADSのセットアップ(通常版限定)

通常版の場合だけ実施します。

(21) EADSのセットアップ(通常版限定)

EADSの生存監視ツールの起動

(22) EADSの生存監視ツールの起動

EADSのアンセットアップ(通常版限定)

(23) EADSのアンセットアップ(通常版限定)

EADSの生存監視ツールの停止

(24) EADSの生存監視ツールの停止

Kubernetesアプリケーションのアンデプロイ

必ず実施します。

(25) Kubernetesアプリケーションのアンデプロイ