1.5 HMP-PCTOのアプリケーション開発からシステム運用までの流れ
HMP-PCTOのKubernetesアプリケーションの開発を含む運用は次の流れで実施します。
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Kubernetesアプリケーションをデプロイする
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ユーザ責務のKubernetesアプリケーションを開発する場合(2. ユーザ責務のKubernetesアプリケーション開発)
HMP-PCTOの業務ロジックを担うKubernetesアプリケーションを開発し、コンテナイメージを作成して任意の方法でデプロイします。
スケーリング対応機能を使用する場合、監視に必要なKubernetesアプリケーションのデプロイ、およびスケーリング対応機能を使用するKubernetesアプリケーションへのスケーリング対応機能の設定が必要です(4. スケーリング対応機能の運用)。デプロイ後、Blue/Greenデプロイメントを使用して環境を切り替えることもできます(取扱説明書「HMP-PCTO テクニカルガイド」)。
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HMP-PCTOのコントロールプレーンのKubernetesアプリケーションおよびRASをデプロイする場合(3. HMP-PCTOのコントロールプレーンのKubernetesアプリケーションおよびRASのデプロイ)
HMP-PCTOのトランザクション制御の機能を担うコントロールプレーンのKubernetesアプリケーション、およびシステム運用に必要な機能を担うKubernetesアプリケーションをデプロイします。
各Kubernetesアプリケーションは、コンテナイメージを作成し、Kubernetesマニフェストを作成、またはHelmチャートをカスタマイズしてデプロイします。
スケーリング対応機能を使用する場合、監視に必要なKubernetesアプリケーションのデプロイ、およびスケーリング対応機能を使用するKubernetesアプリケーションへのスケーリング対応機能の設定が必要です(4. スケーリング対応機能の運用)。デプロイ後、Blue/Greenデプロイメントを使用して環境を切り替えることもできます(取扱説明書「HMP-PCTO テクニカルガイド」)。
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HMP-PCTOを適用したシステムを運用する(11. システム運用に必要となる機能)
システムの運用を開始します。通信障害、連携製品の障害などを検知し原因を調査するために、必要な情報を取得します。
なお、Kubernetesクラスタ外の他製品と連携する場合は、2.の前に、連携に必要なアプリケーションの運用、各種定義の設定などを実施します(5. TP1-Converterの運用(通常版かつTP1-Bridge限定))。
実施する内容に応じて、次の図で示す「必ず読む章」をお読みください。特定の機能を使用する場合は「使用する機能に応じて読む章」を、また、API、パラメタ、メッセージなどのリファレンス情報が必要な際には「必要に応じて読む章」で示す個所を参照してください。章・節・項タイトル末尾に「(〜限定)」とある個所については、使用する製品、機能や環境に該当する場合にだけお読みください。
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