8.3.2 TP1-Bridge(通常版かつTP1-Bridge限定)
TP1-Bridgeのパラメタを説明します。
tp1.cltjから始まるパラメタはTP1/Client/J環境定義に対応しています。パラメタの詳細については、マニュアル「OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/J編」を参照してください。また、tp1.cltjから始まるパラメタとTP1/Client/J環境定義の対応については、取扱説明書「HMP-PCTO テクニカルガイド」のTP1/Client/Jの設定に関する説明を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) Helmチャートのパラメタ
Helmチャートの各パラメタの値は設定範囲に従って設定してください。
パラメタの値に、Integer型、Long型で7桁以上の数値を指定すると、Helmの仕様によって、指数表示に変換されます。このため、7桁以上の値を指定する場合は、ダブルクォーテーションで囲んでください。
パラメタ |
説明 |
型 |
設定範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|---|
TP1-BridgeのNamespace名を設定してください。 |
String |
− |
my-namespace |
|
「3.4.4 TP1-Bridgeコンテナイメージの作成(通常版かつTP1-Bridge限定)」で作成したTP1-Bridgeのコンテナイメージを設定してください。 |
String |
− |
なし 必ず設定してください。 |
|
コンテナイメージをPullする際の資格情報を設定してください。 次のように設定します。 imagePullSecrets: - name: regcred 資格情報が不要な場合は、設定不要です。 |
List<Object> |
− |
[] (半角左角括弧と半角右角括弧です) |
|
TP1-BridgeのコンテナイメージをPullする際のポリシー設定をしてください。 |
String |
IfNotPresent|Always|Never |
IfNotPresent |
|
TP1-Bridgeのコンテナのリソースを設定します。 コンテナに割り当てるリソースを明示的に指定した場合に設定してください。 次の形式でrequestsやlimitsを設定します。 resources: limits: cpu: 2 memory: 1Gi requests: cpu: 1 memory: 512Mi |
Object |
− |
{} (波括弧です) |
|
「3.4.5 Dependency-Checkerコンテナイメージの作成(通常版限定)」で作成したDependency-Checkerのコンテナイメージを設定してください。 |
String |
− |
なし 必ず設定してください。 |
|
Dependency-CheckerのコンテナイメージをPullする際のポリシー設定をしてください。 |
String |
IfNotPresent|Always|Never |
IfNotPresent |
|
初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトのリトライ回数を設定してください。 |
Integer |
0-1080 |
30 |
|
初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトのリトライ間隔秒数を設定してください。 |
Integer |
0-360 |
10 |
|
初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトの接続タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトの応答タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトのターゲットKubernetesオブジェクト群を設定してください。 設定方法の詳細は、「6.5.1 デプロイ依存関係チェックスクリプト(dependency_check.sh)」を参照してください。 |
List<String> |
− |
|
|
Filebeatのコンテナイメージを設定してください。 |
String |
− |
なし 必ず設定してください。 |
|
FilebeatのコンテナイメージをPullする際のポリシー設定をしてください。 |
String |
IfNotPresent|Always|Never |
IfNotPresent |
|
LogstashアプリケーションをデプロイするNamespaceを設定してください。 |
String |
− |
なし 必ず設定してください。 |
|
FilebeatコンテナのLiveness Probeの初回実行待機秒数を設定してください。 |
Integer |
0以上※1 |
10 |
|
FilebeatコンテナのLiveness Probeの実行間隔秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
10 |
|
FilebeatコンテナのLiveness Probeの最大失敗回数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
3 |
|
FilebeatコンテナのLiveness Probeのタイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
5 |
|
FilebeatコンテナのReadiness Probeの初回実行待機秒数を設定してください。 |
Integer |
0以上※1 |
10 |
|
FilebeatコンテナのReadiness Probeの実行間隔秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
10 |
|
FilebeatコンテナのReadiness Probeの最大失敗回数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
3 |
|
FilebeatコンテナのReadiness Probeのタイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
5 |
|
Liveness Probeの初回実行待機秒数を設定してください。 |
Integer |
0以上※1 |
180 |
|
Liveness Probeの実行間隔秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
30 |
|
Liveness Probeの最大失敗回数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
3 |
|
Liveness Probeのタイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1以上※1 |
10 |
|
Liveness Probeで実行するトランザクションヘルスチェックスクリプトの接続タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
Liveness Probeで実行するトランザクションヘルスチェックスクリプトの応答タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
postStartフックで実行するトランザクションヘルスチェックスクリプトのリトライ回数を設定してください。 |
Integer |
0-1080 |
30 |
|
postStartフックで実行するトランザクションヘルスチェックスクリプトのリトライ間隔秒数を設定してください。 |
Integer |
0-360 |
10 |
|
postStartフックで実行するトランザクションヘルスチェックスクリプトの接続タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
postStartフックで実行するトランザクションヘルスチェックスクリプトの応答タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
preStopフックで実行する未決着トランザクション待機スクリプトのリトライ回数を設定してください。 |
Integer |
0-1080 |
30 |
|
preStopフックで実行する未決着トランザクション待機スクリプトのリトライ間隔秒数を設定してください。 |
Integer |
0-360 |
10 |
|
preStopフックで実行する未決着トランザクション待機スクリプトの接続タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
preStopフックで実行する未決着トランザクション待機スクリプトの応答タイムアウト秒数を設定してください。 |
Integer |
1-360 |
10 |
|
Podの安全な停止待機秒数を設定してください。 |
Integer |
0-2147483647 |
330 |
|
Spring Bootのワーカースレッドの最大数を設定します。ワーカースレッドは、APからのOpenTP1のサービス呼び出し要求、メトリクスの収集などで使用します。 トランザクションの同時実行数+3以上の値を設定してください。 設定値を超えるリクエストを受信した場合は、ワーカースレッドの空きを待つため、APからTP1-Bridgeへのリクエストのレスポンスに時間が掛かることがあります。また、コネクションの確立に失敗して、送信時に例外が発生することがあります。 |
Integer |
Spring Bootの仕様に依存します。 |
Spring Bootの仕様に依存します。 |
|
Spring Bootが受信するリクエストボディの最大サイズを設定します。APがTP1-Bridgeに送信するリクエストボディの最大サイズ以上の値をバイト単位で設定してください。 |
String※2 |
Spring Bootの仕様に依存します。 |
Spring Bootの仕様に依存します。 |
|
TP1-Converterが動作するuCosminexus Application ServerのNIO HTTPサーバのホスト名、またはIPアドレスを設定してください。 |
String |
− |
なし 必ず設定してください。 |
|
TP1-Converterが動作するuCosminexus Application ServerのNIO HTTPサーバのポート番号を設定します。 uCosminexus Application Serverのusrconf.propertiesのwebserver.connector.nio_http.portの設定値と同じ値を設定してください。 |
Integer |
1-65535 |
8008 |
|
TP1-Converterが動作するuCosminexus Application ServerのNIO HTTPサーバとのコネクション確立待ち時間を秒単位で設定してください。 |
Integer |
1-60 |
10 |
|
TP1-Converterが動作するuCosminexus Application ServerのNIO HTTPサーバからの応答待ちタイムアウト時間を秒単位で設定してください。 0を設定した場合は、タイムアウトしないで無限に応答を待ちます。 |
Integer |
0-65535 |
10 |
|
呼び出し先のOpenTP1のホスト名を設定してください。 |
String |
− |
なし 必ず設定してください。 |
|
呼び出し先のOpenTP1のrapリスナーのポート番号を設定してください。 |
Integer |
5001-65535 |
なし 必ず設定してください。 |
|
呼び出し先のOpenTP1に対しての要求を開始してから応答を受信するまでの待ち時間の最大値を秒単位で設定してください。 0を設定した場合は、OpenTP1からの応答の受信を無限に待ちます。 |
Integer |
0-65535 |
180 |
|
最大応答待ち時間を呼び出し先のOpenTP1のrapサーバ側に引き継ぐかどうかを設定してください。 Y:最大応答待ち時間を引き継ぎます。 N:最大応答待ち時間を引き継ぎません。 |
String |
Y|N |
N |
|
最大応答待ち時間を呼び出し先のOpenTP1に引き継ぐかどうかを設定してください。 Y:最大応答待ち時間を引き継ぎます。 N:最大応答待ち時間を引き継ぎません。 |
String |
Y|N |
N |
|
呼び出し先のOpenTP1のrapサーバ側の監視を早く終了させる場合に、その時間を秒単位で設定してください。 |
Integer |
0-65535 |
0 |
|
UAPトレースを取得するかどうかを設定してください。 Y:UAPトレースを取得します。 N:UAPトレースを取得しません。 |
String |
Y|N |
N |
|
UAPトレースファイルのサイズをバイト単位で設定してください。 |
Integer |
4096-1048576 |
4096 |
|
データトレースを取得するかどうかを設定してください。 Y:データトレースを取得します。 N:データトレースを取得しません。 |
String |
Y|N |
N |
|
データトレースファイルのサイズをバイト単位で設定してください。 |
Integer |
4096-1048576 |
4096 |
|
データトレース1件のデータ長の最大値をバイト単位で設定してください。 |
Integer |
16-1048576 |
128 |
|
エラートレースを取得するかどうかを設定してください。 Y:エラートレースを取得します。 N:エラートレースを取得しません。 |
String |
Y|N |
N |
|
エラートレースファイルのサイズをバイト単位で設定してください。 |
Integer |
4096-1048576 |
4096 |
|
メソッドトレースを取得するかどうかを設定してください。 Y:メソッドトレースを取得します。 N:メソッドトレースを取得しません。 |
String |
Y|N |
N |
|
メソッドトレースファイルのサイズをバイト単位で設定してください。 |
Integer |
4096-1048576 |
4096 |
|
RPCで受け渡しできる電文の最大長をメガバイト単位で設定してください。 |
Integer |
1-8 |
1 |
|
コネクションごとに確保されるTCP/IP送信バッファのサイズをバイト単位で設定してください。 省略した場合は、JavaVMの送信バッファサイズが適用されます。 |
Integer |
8192-2147483647 |
省略した場合は、JavaVMの送信バッファサイズを適用します。 |
|
コネクションごとに確保されるTCP/IP受信バッファのサイズをバイト単位で設定してください。 省略した場合は、JavaVMの受信バッファサイズが適用されます。 |
Integer |
8192-2147483647 |
省略した場合は、JavaVMの受信バッファサイズを適用します。 |
|
Mediatorなどに障害が発生し、補助合意によってトランザクションの分散合意を行う場合の、補助合意を試行する間隔をミリ秒単位で設定してください。 この間隔が短ければ、Mediatorなどに障害が発生した場合のトランザクションの遅延を小さくできます。ただし、この間隔を短くし過ぎると、通信遅延を障害と誤認し不要な補助合意が発生します。そのため、通信遅延を考慮した値を設定してください。 この設定値に1000ミリ秒以上を設定した場合は1000の単位に切り上げた値とします。 なお、この値は初回だけ、最大でこの設定値分の正の誤差を持ちます。ただし、この設定値が1000ミリ秒以上の場合の誤差は、最大1000ミリ秒です。 |
Integer |
100-10000 |
1000 |
|
補助合意に使用するEADSクラスタに対して、eztool createcacheコマンドで作成したキャッシュ名を設定してください。 |
String |
32バイト以内の半角英数字(0-9,A-Z,およびa-z) |
hmppctoCache |
|
TP1-Bridge起動時に未決着トランザクションがOpenTP1に残っているか確認する際、OpenTP1から取得した未決着トランザクションがTP1-Bridge自身の実行したトランザクションか判断するために使用する識別子です。 同じOpenTP1に接続するTP1-Bridgeが複数ある場合、ユニークな値を設定してください。 |
String |
32バイト以内の文字列 |
なし 必ず設定してください。 |
|
TP1-BridgeがOpenTP1にアクセスするためのコネクションをコネクションプールから取得する際に、コネクションプールに空きがなかった場合の空き待ち時間をミリ秒単位で設定します。 0を設定した場合は、コネクションプールの空き待ちをしません。 コネクションプールの空きがなかった場合、このパラメタに設定した時間だけ、コネクションプールの空き待ちをします。空き待ちをしない場合、または空き待ち時間内にコネクションプールの空きができなかった場合はエラーとなり、TP1-Bridgeは、呼び出し元にhttpステータス502を応答します。 |
Long |
0-65535000 |
61000 |
|
TP1-Bridgeを構成するPodを定義したKubernetesのServiceのService名とネームスペース名を「.」でつないだ形式で設定します。 Service名とネームスペース名には、英小文字(a〜z)、数字(0〜9)、およびダッシュ(-)を使用できます。ただし、Service名およびネームスペース名の先頭と終端に使用できるのは英小文字(a〜z)、または数字(0〜9)です。 なお、Service名には、「(15) Kubernetesアプリケーションのデプロイ」でhelmコマンドに指定するリリース名を指定してください。 リリース名がtp1-bridge1の場合のService名の設定例: tp1-bridge1 このパラメタには、Mediatorからホスト名として認識できる値を設定する必要があります。 設定例: name.namespace |
String |
3バイト〜41バイトの文字列 |
なし 必ず設定してください。 |
|
TP1-BridgeがMediatorからgRPC通信を受信するためのポート番号を設定します。 |
Integer |
1024-65535 |
20552 |
|
TP1-BridgeがコネクションプールにプールするOpenTP1とのコネクションの数を設定します。 TP1-Bridge起動時にこのパラメタに設定した数のコネクションがプールされます。 TP1-Bridgeが使用するコネクションの数がこのパラメタに設定した値を超えた場合、コネクションプールの空き待ちになります。 OpenTP1のrapリスナーの同時接続する最大クライアント数以下、およびrapサーバ数以下で、かつ同時実行するトランザクション数以上の値を設定してください。 |
Integer |
1-1024 |
なし 必ず設定してください。 |
|
トランザクション決着監視タイマのタイマ監視時間をミリ秒単位で設定します。 OpenTP1のSPPによるリソースの排他ロックが解除できない状態となることを許容できる時間をタイマ監視します。このパラメタの値に設定した時間を超えてもトランザクションが決着しなかった場合、OpenTP1のSPPによるリソースの排他ロック解除のためにトランザクションを決着に向かわせます。 APがユーザにレスポンスを返すまでの許容時間、またはトランザクションブランチの処理時間の業務要件に応じた値を設定してください。 なお、同一トランザクションのすべてのサービスの業務要件に応じた値の合計時間で監視時間を設定する必要があります。 このタイマ値は初回だけ、最大でこの設定値分の正の誤差を持ちます。ただし、この設定値が1000ミリ秒以上の場合の誤差は、最大1000ミリ秒です。また、この設定値に1000ミリ秒以上を設定した場合は、1000の単位に切り上げたタイマ値とします。 |
Long |
100-6000000 |
60000 |
|
トランザクション分散合意リプレイインターバルタイマのタイマ監視時間をミリ秒単位で設定します。 このパラメタの値は次の処理のために設定します。この値に設定した時間を超えてもトランザクションが決着しなかった場合、トランザクション決着処理を再実行(リプレイ)し、OpenTP1のSPPによるリソースの排他ロック解除のためにトランザクションを決着に向かわせます。
このタイマを短く設定することで、TP1-Bridge内で合意が滞ったトランザクションを速やかに決着できます。ただし、障害が長引いた場合にリトライの回数が多くなり、トランザクション決着のための通信に負荷が掛かります。そのため、通信負荷を考慮した値を設定してください。 このタイマ値は初回だけ、最大でこの設定値分の正の誤差を持ちます。ただし、この設定値が1000ミリ秒以上の場合の誤差は、最大1000ミリ秒です。また、この設定値に1000ミリ秒以上を設定した場合は1000の単位に切り上げたタイマ値とします。 |
Long |
100-6000000 |
1000 |
|
TP1-Bridgeがトランザクション処理(投票処理、分散合意処理、およびトランザクション完了通知処理)で使用するスレッド数を設定してください。 スレッドが不足した場合は、キューイングしてスレッドが空くのを待ってから処理を実行します。 スレッドの空き待ちを発生しないようにするための理論上必要なスレッド数は、「トランザクションに参加するMediator数×同時実行するトランザクション数」です。 ただし、処理の実行が重ならないかぎりは、理論上必要なスレッド数は必要ありません。通常は、デフォルト値を使用してください。 |
Integer |
1-1000 |
12 |
|
TP1-Bridgeがトランザクション処理(投票処理、分散合意処理、およびトランザクション完了通知処理)に使用するスレッドの割り当て待ちをするキューのサイズを設定します。 理論上必要な設定値は、次のとおりです。 {m+(p−1)×m×m}×m×t m:トランザクションに参加するMediator数 p:トランザクションに参加するParticipantおよびTP1-Bridgeの数 t:同時実行するトランザクション数 |
Integer |
1-2147483647 |
25 |
|
SQL-Participantのmediator-process-management.thread-pool-sizeと同じです。 「(2) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
Integer |
1-32767 |
30 |
|
SQL-Participantのmediator-communication.thread-pool-sizeと同じです。 「(2) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
Integer |
1-1000 |
30 |
|
SQL-Participantのmediator-communication.queue-sizeと同じです。 「(2) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
Integer |
1-2147483647 |
25 |
|
TP1-Bridgeのhttpポート番号を設定してください。 動的ポートなどのほかのポートと重ならない値を設定してください。 なお、この設定値は、トランザクションヘルスチェックスクリプトおよび未決着トランザクション待機スクリプトのコマンド引数のhttpポート番号、APからのOpenTP1のサービス呼び出し要求の受信にも使用します。 |
Integer |
1024-65535 |
20554 |
|
TP1-BridgeのgRPCを受信するポート番号を設定してください。 tp1.mediator.portと同じ値を設定してください。なお、動的ポートなどのほかのポートと重ならない値を設定してください。 |
Integer |
1024-65535 |
20552 |
|
暗号化通信をするかどうかを設定してください。 true:暗号化通信をします。 false:暗号化通信をします。 |
Boolean |
true|false |
false |
|
「(3) TP1-Bridge、MediatorのgRPC通信機能の暗号化通信用シークレットの作成」で作成した、TP1-BridgeのgRPC通信機能の暗号化通信用シークレットのKubernetesオブジェクト名を設定してください。 |
String |
— |
なし grpc.useTlsにtrueを設定した場合は、必ず設定してください。 |
|
クライアント認証をするかどうかを設定してください。 true:クライアント認証をします。 false:クライアント認証をしません。 このパラメタにtrueを設定する場合は、grpc.useTlsにもtrueを必ず設定してください。 |
Boolean |
true|false |
false |
|
SSLセッション情報のキャッシュ数を設定してください。 0を設定するとgRPCのデフォルト値が使用されます。 |
Integer |
0-2147483647 |
0 |
|
キャッシュしたSSLセッション情報の保持時間を、秒単位で設定してください。 0を設定するとgRPCのデフォルト値が使用されます。 |
Integer |
0-65535 |
0 |
|
PING要求電文の送信間隔を、秒単位で設定してください。 0を設定した場合は、PING要求電文を送信しません。また、1〜9を設定した場合は、10秒となります。 なお、ネットワーク機器の無通信監視タイマなどによる、TCPコネクションの切断回避が目的の場合は、無通信監視タイマ値より小さい値を設定してください。 |
Integer |
0-100000 |
0 |
|
PING応答電文の応答待ち時間を、秒単位で設定してください。 PING要求電文の送信後、このタイマの設定値の時間以内にPING応答電文を受信できなかった場合は、TCPコネクションが切断されます。 |
Integer |
1-65535 |
60 |
|
Mediatorへの要求電文に対する応答電文の待ち時間を、秒単位で設定してください。 0を設定した場合は、タイマ監視をしないで無限に応答を待ちます。 ParticipantからMediatorに要求電文を送信すると、Mediatorは、すぐに要求を受け付けた旨の応答電文を送信します。そのため、応答電文の待ち時間はgRPC通信の送受信時間として許容できる待ち時間となります。 |
Integer |
0-65535 |
5 |
|
Orchestratorのmediator.nameと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
なし 必ず設定してください。 |
|||
Orchestratorのmediator.name-suffixと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
なし 必ず設定してください。 |
|||
Orchestratorのmediator.portと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
20551 |
|||
共通のtracing.instance-idと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
||||
共通のtracing.urlと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
||||
共通のtracing.trace-useと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
||||
共通のtracing.queue-sizeと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
||||
共通のtracing.delay-timeと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
||||
共通のtracing.batch-sizeと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
||||
TP1-Bridgeコンテナのタイムゾーンを設定してください。ユーザ責務のKubernetesアプリケーションと同じタイムゾーンに設定することを推奨します。 このパラメタに設定した値は環境変数TZユーザに設定されます。 なお、このパラメタに設定した値がタイムゾーンとして不正な文字列である場合は、TP1-Bridgeコンテナのタイムゾーンは、協定世界時(UTC)となります。 |
String |
− |
Asia/Tokyo |
|
TP1-BridgeのJavaプロセス起動時にJava VMに渡すオプションを設定してください。複数のオプションを設定する場合は、半角スペースで区切ってください。 このパラメタには、「-XX:+UseG1GC」オプションを必ず含めてください。「-XX:+UseG1GC」オプションを含めなかった場合、「-XX:+UseG1GC」オプションを含めた場合と比較して、TP1-Bridgeの実行性能およびメモリ性能が低下することがあります。 |
String |
− |
-XX:+UseG1GC |
|
「3.6.10 uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Bootスナップショットログの永続ボリュームおよび永続ボリューム要求のKubernetesマニフェストの作成(通常版限定)」で作成するuCosminexus Application Runtime with Java for Spring BootスナップショットログのPersistentVolumeClaimリソースの名称(.metadata.nameフィールドに指定した値)を設定してください。 |
String |
− |
必ず設定してください。 |
|
EADSクライアントのプロパティを設定します。パラメタには、EADSクライアントのパラメタを設定してください。※3 詳細については、「(2) EADSクライアントのパラメタ」を参照してください。 |
String |
− |
|
eads: client: properties: | eads.client.connect.servers=sv1,sv2,sv3 eads.client.sv1.address=eads-service-eads-service-0.my-namespace eads.client.sv1.port=24600 eads.client.sv2.address=eads-service-eads-service-1.my-namespace eads.client.sv2.port=24600 eads.client.sv3.address=eads-service-eads-service-2.my-namespace eads.client.sv3.port=24600 eads.client.logger.dir=eads-log eads.client.connectionPool.poolsize=1