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Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


はじめに

このマニュアルは、マイクロサービス環境でシステム全体のトランザクションの一貫性を確保するためにHitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator(以降はHMP-PCTO)を適用する際、必要になる次の項目を説明したものです。

このマニュアルを利用することで、ユーザがHMP-PCTOを適用できるようになることを目的としています。

〈はじめにの構成〉

■ 対象読者

このマニュアルは次の方にお読みいただくことを前提に説明しています。

また、次の知識をお持ちの方を前提としています。

■ このマニュアルで使用する記号

このマニュアルで使用する記号を次のように定義しています。

記号

意味

横に並べられた複数の項目に対する項目間の区切りを示し、「または」を意味します。

(例) A|B

 AまたはBを指定することを示します。

{ }

この記号で囲まれている複数の項目のうちから1つを選択することを示します。項目が横に並べられ、記号|で区切られている場合は、そのうちの1つを選択します。

(例) {A|B|C}

 A、BまたはCのどれかを指定することを示します。

[ ]

この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを示します。

(例) [A]

 「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。

...

記述が省略されていることを示します。

(例) ABC…

 ABCの後ろに記述があり、その記述が省略されていることを示します。

<>

この記号で囲まれている項目は、該当する要素やファイルなどを指定したり、該当する要素が表示されたりすることを示します。

(例1) <プロパティ>

 プロパティを記述します。またはプロパティが表示されます。

(例2) <ファイル名>

 ファイル名を指定します。