Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


4.3.10 EADSサーバ用コンテナイメージ(通常版限定)

このコンテナイメージは、HMP-PCTOとして提供します。通常版の場合は、次の表に示す要件を満たすように作成します。

表4‒12 EADSコンテナイメージの要件

項目

要件

コンテナベースイメージ

  • Red Hat Universal Base Image 8 Minimal

前提プログラム

  • Hitachi Elastic Application Data Store

  • Hitachi Elastic Application Data Storeのリリースノートの前提プログラムに従う

配置ファイル

次に示すファイルを配置してください。

  • ファイル:/opt/hitachi/xeads/server/servers/template/ディレクトリと配下のファイルをコピーしたnodeディレクトリ※1

    配置パス:/opt/hitachi/xeads/server/servers下

    オーナー・グループ:「0:0」

    パーミッション:"chmod -R g=u <nodeディレクトリのパス>"コマンドを実行した状態とすること

  • ファイル:orchestration_eads_server_start.sh

    配置パス:/opt/hitachi/xeads/server/servers/node/bin下

    オーナー・グループ:「0:0」

    パーミッション:「0554」

  • ファイル:「node<n※2>」という名称の/opt/hitachi/xeads/server/servers/nodeディレクトリへのシンボリックリンク

    配置パス:/opt/hitachi/xeads/server/servers下

    オーナー・グループ:「0:0」

    パーミッション:「0777」

コンテナ実行ユーザ・グループ

「0:0」

コンテナ起動時カレントディレクトリ

/opt/hitachi/xeads/server/servers/node/

コンテナ起動コマンドライン

コマンドを「orchestration_eads_server_start.sh」としてください。

公開ポート

規定しません(HMP-PCTOで必要な公開ポートはKubernetesマニフェストで設定します)。

環境変数

規定しません(HMP-PCTOで必要な環境変数はKubernetesマニフェストで設定します)。

ボリューム

規定しません(HMP-PCTOで必要なボリュームはKubernetesマニフェストで設定します)。

コンテナ終了シグナル

規定しません。

コンテナヘルスチェック

規定しません(HMP-PCTOで必要なヘルスチェック機能がある場合はKubernetesマニフェストで設定します)。

注※1

ディレクトリ配下のファイルのパーミッションは、EADSの仕様に従ってください。

注※2

nは1から始まるEADSサーバのIDを指定してください。