2.2.9　先行プリペア機能の使用（SQL-Participant限定）

先行プリペア機能を使用するアプリケーションの開発方法について説明します。

先行プリペア機能を使用するアプリケーションは、Orchestrator、Entity-Serviceで実装してください。

先行プリペア機能を使用する場合、トランザクションを伝搬する際にアプリケーションがHMP-PCTOが提供するインタフェースを使用して、HTTPヘッダを追加します。

〈この項の構成〉

• (1)　ライブラリの組み込み

• (2)　コーディング例

• (3)　エラーハンドリング

RequestEntity<MyRequest> request = RequestEntity               // エンティティ作成
     .post("https://example.com/{foo}", "bar")
     .header(XidHeaders.IS_LAST_CALL, XidHeaders.TRUE)         // 先行プリペアヘッダ追加
     .body(body);

IscImperativeCreateCommandBuilder<?,?> request = Isc.create()  // ISCコマンド作成
      .on("sample")
      .using("samplePath")
      .header(XidHeaders.IS_LAST_CALL, XidHeaders.TRUE)        // 先行プリペアヘッダ追加
      .data(payload);