Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド

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A.2 HDLMを使用する場合のファイアウォールの設定

HDLMがインストールされているホストで,かつファイアウォールを有効に設定している場合は,Global Link Managerサーバでホストを追加するためにファイアウォールに共通エージェントコンポーネントを例外として登録しておく必要があります。

この節の構成
A.2.1 Windows版HDLM 6.6以降の場合
A.2.2 Linux版HDLMの場合

A.2.1 Windows版HDLM 6.6以降の場合

例外の登録

次のコマンドを実行して,共通エージェントコンポーネントを例外登録してください。

共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ\bin\firewall_setup.bat -set

例外登録するサービスポートは「表A-1 共通エージェントコンポーネントの設定を変更するためのプロパティ(server.properties)」を参照してください。

例外の設定解除

次のコマンドを実行して,例外の設定解除をします。

共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ\bin\firewall_setup.bat -unset

注意事項
例外登録をしたあとで「表A-1 共通エージェントコンポーネントの設定を変更するためのプロパティ(server.properties)」のサービスポートのポート番号を変更した場合は,再度firewall_setupコマンドを実行してください。

A.2.2 Linux版HDLMの場合

Linux環境でのファイアウォールの例外登録は,ユーザーが手動で行う必要があります。

登録するポートの詳細については,「表A-1 共通エージェントコンポーネントの設定を変更するためのプロパティ(server.properties)」を参照してください。