Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド

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3.7.1 HBase 64 Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスに使用するポート番号の変更

HBase 64 Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスに使用されるポートを変更するには,user_httpsd.confファイルに記述されているポートの番号を変更する必要があります。

  1. 次の場所にあるuser_httpsd.confファイルを開きます。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\uCPSB11\httpsd\conf\user_httpsd.conf
     
  2. HTTP通信のポート番号を変更する場合,デフォルトで22015と記述されている「Listen」の値を変更します。HTTPS通信(SSL使用)のポート番号を変更する場合,デフォルトで22016と記述されている,「Listenの値および「VirtualHost」の値を変更します。
    Listen 22015
    SSLDisable
    
    Listen 22016
    <VirtualHost www.example.com:22016>
     

    注※
    HBase 64 Storage Mgmt Web ServiceへのアクセスでSSLを有効にする場合でも,Listen 22015行を削除したり,コメント行にしたりしないでください。
    外部から管理サーバへの非SSL通信を遮断するには,user_httpsd.confファイルの編集が必要です。
    SSLを使用する場合,ポート番号の変更のほかにも設定が必要になります。「5. 通信に関するセキュリティの設定」を参照してください。