Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド
共通エージェントコンポーネントで使用するJavaプログラムを変更する手順を次に示します。
SolarisまたはAIXの場合は,「A.3 共通エージェントコンポーネントの設定の変更」の「表A-1 共通エージェントコンポーネントの設定を変更するためのプロパティ(server.properties)」に記載されているserver.agent.JRE.locationの説明を参照して,Javaプログラムのインストール先を指定してください。
- 次のコマンドを実行して,使用するJavaプログラムを変更します。
javapath_setupコマンドには,次の表に示すオプションを指定できます。
- Windows の場合
- <共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>\bin\javapath_setup.exe
- Linuxの場合
- /opt/HDVM/HBaseAgent/bin/javapath_setup.sh
コマンドの書式
javapath_setup {-set [new|bundle|<Javaの実行環境のインストールパス>]|-check}
オプションの説明表A-4 javapath_setupコマンドのオプションと引数
オプションの引数 内容 -set Javaの実行環境を変更する場合に指定します。引数を省略した場合は,new を指定したものと見なされます。 new ホストにインストールされているOracle JDKまたはOracle JREのうち,最新バージョンのJavaの実行環境を使用するときに指定します。
同じバージョンのJavaの実行環境がインストールされている場合はJDKが優先されます。※bundle 共通エージェントコンポーネントに同梱されたJavaの実行環境を使用するときに指定します。 <Javaの実行環境のインストールパス> 特定のJava の実行環境を使用するときに,インストールパスを絶対パスで指定します。※ -check ホストにインストールされているOracle JDKまたはOracle JREのうち,最新バージョンのJava の実行環境を確認する場合に指定します。
- 注※
- Dynamic Link ManagerでサポートしているJavaの実行環境については,マニュアル「Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド」を参照してください。
- コマンド実行後,共通エージェントコンポーネントを再起動します。
共通エージェントコンポーネントの起動と停止は「A.4 共通エージェントコンポーネントの起動と停止」を参照してください。- HDLM GUIを起動している場合はHDLM GUIを再起動します。
- 注意事項
- Javaプログラムを再インストールした場合や,アップデートした場合は,Javaプログラムのインストール先が変更されるため,再度コマンドを実行する必要があります。
- Javaプログラムを変更して運用している場合に,Javaプログラムをアンインストールすると,Windows版HDLMのアンインストールが失敗するため,使用するJavaプログラムを元に戻したあとでWindows版HDLMをアンインストールしてください。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2021, Hitachi, Ltd.