Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド
Hitachi Command Suite共通コンポーネントは次の表に示すポート番号を使用します。
表3-7 Hitachi Command Suite共通コンポーネントによって使用されるポート
ネットワークポート 説明 22015/tcp※ SSL未対応のHBase 64 Storage Mgmt Web Serviceにアクセスするために使用されます。このポート番号を変更する場合は,「3.8.1 HBase 64 Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスに使用するポート番号の変更」を参照してください。 22016/tcp Webブラウザーによって,SSL対応のHBase 64 Storage Mgmt Web Serviceにアクセスするために使用されます。このポート番号を変更する場合は,「3.8.1 HBase 64 Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスに使用するポート番号の変更」を参照してください。 22031/tcp Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(シングルサインオン)で使用されます。このポートを変更する場合は,「3.8.2 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(シングルサインオン)で使用するポート番号の変更」を参照してください。 22032/tcp Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(HiRDB)で使用されます。このポート番号を変更する場合は,「3.8.3 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(HiRDB)で使用するポート番号の変更」を参照してください。 22035/tcp
22037/tcp
22038/tcp
22125/tcp
22127/tcp
22128/tcpHitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(Webサーバとの通信)で使用されます。このポートを変更する場合は,「3.8.4 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(Webサーバとの通信)で使用するポート番号の変更」を参照してください。 22036/tcp
22126/tcpHitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(ネーミングサービス)で使用されます。このポートを変更する場合は,「3.8.5 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(ネーミングサービス)で使用するポート番号の変更」を参照してください。 22019/tcp
から22030/tcp,22033/tcp
および22034/tcp予約済みのポート番号です。
- 注※
- SSLを設定している場合でも使用されます。外部から管理サーバへの非SSL通信を遮断するには,user_httpsd.confファイルの編集が必要です。
Global Link Managerをインストールしたあとに,Hitachi Command Suite共通コンポーネントのポート番号を変更する場合の手順を次に示します。
同じマシンにほかのHitachi Command Suite製品がインストールされている場合,Hitachi Command Suite共通コンポーネントを起動または停止すると,ほかのHitachi Command Suite製品のサービスも一緒に起動または停止されます。
- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite共通コンポーネントのサービスを停止します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmds64srv /stop- ポート番号を変更します。
ポート番号の変更方法は,変更するポート番号によって異なります。変更するポート番号に応じて,次の個所を参照してください。
- 「3.8.1 HBase 64 Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスに使用するポート番号の変更」
- 「3.8.2 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(シングルサインオン)で使用するポート番号の変更」
- 「3.8.3 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(HiRDB)で使用するポート番号の変更」
- 「3.8.4 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(Webサーバとの通信)で使用するポート番号の変更」
- 「3.8.5 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(ネーミングサービス)で使用するポート番号の変更」
- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite共通コンポーネントのサービスを開始します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmds64srv /start- 次のポート番号を変更した場合には,Hitachi Command Suite製品にアクセスするためのURLを変更する必要があります。
URLの変更方法については,「3.9.1 Global Link ManagerにログインするためのURLの変更」を参照してください。
- 22015/tcp(HBase 64 Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスに使用)
非SSLで管理サーバと管理クライアント間の通信を行うときには,URLを変更する必要があります。- 22016/tcp(SSL対応のHBase 64 Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスに使用)
SSLで管理サーバと管理クライアント間の通信を行うときには,URLを変更する必要があります。
なお,ファイアウォールが設置されている場合など,管理サーバと管理クライアントとの間のネットワーク環境によっては,URLの変更が不要なこともあります。
- この節の構成
- 3.8.1 HBase 64 Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスに使用するポート番号の変更
- 3.8.2 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(シングルサインオン)で使用するポート番号の変更
- 3.8.3 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(HiRDB)で使用するポート番号の変更
- 3.8.4 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(Webサーバとの通信)で使用するポート番号の変更
- 3.8.5 Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信(ネーミングサービス)で使用するポート番号の変更
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